43年 | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

日曜日のお昼。




いつも通りダンナの実家へ。


この日はダンナのイトコ夫婦がランチに来ていました。



で。


ダンナのパパが開けたワインがこちら↓




憧れの(?)Italia Firenze生活  


左がBarbaresco、右がBaroloです。


そして、ビンテージが…


1970年!


43年前ですね。



このワインの葡萄が収穫された頃、私とダンナはまだこの世に存在していませんでした。


それどころか、お互いの両親、結婚さえしてなかったね…。





ダンナのパパ、

お酒全般飲まないくせに

集めるのは好き!持っているのは好き!

という人です。


だから、実家のカンティーナには結構な数の古いビンテージの赤ワインとか、

ラムとか…実はいろいろあるんですよね…。









それらのワインは、こうして時々、パパの気が向いたときに開けられるのです。



確か、私の両親が来たときも1970年代のビンテージのワインを開けてくれたっけワイン








で。


この日は結局、日曜日といえど、まだ昼だということと、

午後からみんなすることがあったので、

開けられた2本のワインは両方とも半分くらい余ってしまいました。


パパもBaroloをグラス1杯飲んで、「もういい。」って言ってたし。




そうなると…


パパもマンマも飲まないので、


「シェコ~、持って帰んなさい。」


となるわけです。やった♪








さて、1970年のワインの味はと言いますと…


やっぱりピークはとうの昔に過ぎてるかんじですね。


美味しいワインを飲むと言うよりは、43年間の時間の経過を飲むと言いましょうか…



Barbarescoはヴィンサント(甘口デザートワイン)のように甘くなっていましたし、

Baroloも本来のあの重厚さはありませんでした。



おそらく“美味しいワイン”ではなく、

“珍しいワイン”と言ったほうが正しいかも。




それでも、43年経った今でも、になることなく、

確実にワインであったということは、

ワインの質も保管も良かったのではないかな~と思います…


とか、言いつつ、ワインのことはよく分からないので、完全な私個人の感想ですけどねほほ





さて、また古いビンテージのBaroloやBrunelloが飲めるのはいつのことか!?



パパの気分次第なのでいつかは分かりませんが、

私たち夫婦以外、ダンナの家族はワインを飲まないので←珍しいでしょ?

私たちがいる時に開けてくれることは確かでしょう♪




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