義妹の結婚式 4 | 憧れの(?)Italia Firenze生活

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イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

義妹の結婚式は既に書いたように姪の洗礼式でもあった。


なので、5歳の姪の保育園の友達も数人、両親と一緒に式に参列、披露宴に出席していた。


式が終わって、新郎新婦が教会から出てくるのを教会の外でライスシャワーのための米を握り締めながら待つ参列者たち。

5歳の姪とその友達たちもそうである。


新郎新婦が出てくるのを待っている間、私は姪に近づいて話しかけた。


すると、姪以外の子供たちは一瞬固まった。




この子供たちのリアクションはなにも初めてのことではない。


どうみても、私はこの子たちの両親や知り合いとは顔立ちが違うのだ。

私は日本人、アジア人なのだから。


だから一瞬固まったんだと思う。




私はその子供たちのそのリアクションは普通だと思う。

私の日本の姪たちも、初めてダンナを見た時には一瞬固まっていた。

初めて見るもの、自分たちと違う物を見たときの自然なリアクションだと私は思う。

子供は正直だ。



友達が固まったのが、姪はきっと分かったんだと思う。

私が何も言わなくても、姪が友達に私を紹介してくれた。

「この人はシェコおばさん。私のおばさんなの。」と。


すると固まった子供たちの緊張も解け、

「はじめまして。お名前は?」と私が聞くと、みんな笑顔で名前を教えてくれた。





姪は生まれた時から外国人のオバ(私)を持っている。


5歳の姪は自分がイタリア人で私は日本人だということを理解している。(日本がどこかは知っていないが…違いは理解している。)



私が他の言葉を話すことも知っている。


5歳ともなると、ボキャブラリーがかなり増え、時々、私の知らないイタリア語単語を言うのだが、

私は「○○?それは何?」と姪に聞くようにしている。

すると姪はがんばって説明しようとしてくれる。


それが姪にとって迷惑なのか、いいことなのか分からないが、

世の中にはたくさんの国があって、たくさんの人がいて、

いっぱい違いがあっても、同じ言葉を話さなくても、

でも仲良くできるんだ、友達になれるんだということは知ってほしい。

イタリアが、ヨーロッパが全てだとは思わないでほしい。


同じことを日本の姪たちにも望んでいる。




結婚式の日、友達といる姪をみて、私を友達に紹介してくれた姪を見て、

本当に大きくなったな~と、じーんとした日本人のオバであった。





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