嫁姑関係(私の場合) | 憧れの(?)Italia Firenze生活

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イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

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こんな姑だったら…


キレるねムカムカ






さてさて。


嫁姑問題は世界共通のテーマのような気がします。笑



やっぱりイタリアでも聞きますよ。

嫁姑問題って。



それがイタリア人同士の結婚でも、国際結婚でも。




イタリア人以外の姑を持ったことがないので、一概にはいえませんけど、

イタリアマンマはかなりの強敵だと思う。



なんせ、イタリア人男性の大半がマンモーネ(イタリア語でマザコンの意)なわけだから、

マンモーネに育て上げたマンマにとっては、そのかわいい息子を他の女に取られるのはいい気はしないでしょう。








イタリアでは多くの場合が別居です。

結婚したら実家を出て行く人がほとんどのようです。



長男が両親の面倒を看るとか、そういったことは日本に比べれればあまり言われません。


むしろ、両親が死ぬまで子供の面倒を看るといったケースがほとんどかも?


その点、日本よりは気が楽なような。





でも、別居しているからといってイタリア人の子供とマンマの間に距離ができるわけではないようです。

イタリア人の多くは、男性、女性関係無く、毎日マンマに電話するようです。



日本語の練習問題に「1週間に何回○○しますか。」というような問題があったので、

生徒たちに「1週間に何回お母さんに電話しますか。」と聞いてみました。


すると、ある生徒は

「私はイタリア人ですから(笑)、毎日、母に電話します。」と答えました。


そして、他の生徒、男女関係無く同じ質問をすると…


みーんな、毎日、マンマに電話するとのこと汗



「そっか…やっぱりそういうものなのか…。」


と思ったものです。



生徒の1人が私に質問しました。


生 「先生のご主人は1週間に何回お母さんに電話しますか。」


私 「私の夫は1週間に1回、お母さんに電話します。」


生徒たちはみんな、


「1週間に1回は少ない!」


と、言いました。




ちなみに…毎日マンマに電話する人でも、別に実家から遠く離れて住んでいるわけではありません。

むしろ毎週会っているのです。

毎週会う+毎日声を聞く・聞かせるというのがイタリアのスタンダードのよう…。



私のダンナはそのスタンダードからはかけ離れておりまして、

日本人男性よりは母親と話すほうだとは思いますが、マンモーネではありません。

上にも書いたように電話は週1回、ダンナからかけるか、マンマからかかってくるかです。


毎週末、実家にご飯をご馳走になりに行きますが、それも他の予定があればキャンセル可能。

キャンセルしたからといって、あとでマンマが愚痴をいうこともありません。


また、ここ2年連続で私は日本帰国のためクリスマス不参加。

去年はダンナと一緒にクリスマス不参加だったわけですが、それに関してもイヤミの1つも言われたことがありません。

「日本ではお正月に家族と過ごす」ということを説明したことがあって、去年も、一昨年もマンマは「シェコの家族によろしくね。」と快く送り出してくれました。

ま、だからこそ、今年のクリスマスはフィレンツェかなぁ…と考えています。私も調子にのってはいけない。




そう。


ぶっちゃけ、


私、嫁姑問題、ないんですヨッ





その第一の要因はやっぱりダンナね。


マンモーネじゃないし、絶対に私の悪口をマンマに言わない。(私の知る限りでは…言ってるのかな?)

いつも口論になるとしたら、ダンナVSマンマであって、私は隣で「まぁ、まぁ、そこまで言わなくても…。」となだめる役なので、マンマにとって悪者にならない。

私の意見はダンナの意見。マンマに意見するのはいつもダンナなのです。

これは本当に助かります!






そして第二の要因はマンマよね。


典型的なイタリア人マンマのようにお節介なのだけれど、私たちのプライバシーは尊重してくれています。

何かあったときのために、マンマは私たちのマンションの合鍵を持っているのですが、私たちが頼んだこと以外のために家に入ったことはありません。

家に来るときはいつも前もって電話をかけてくれます。

しかも何か用があるときでないと来たりしません。


あと、自分のかわいい子供たちが選んだ相手は間違いない!絶対いい人だ!と思い込んでいる。いやいや、いい人ですよ。私もまぁ、悪い人間ではないと思っています。

マンマ、ちょとお人よしのところがあるんですよね。

ダンナの妹のダンナの愚痴だって私に言ったことがないし、

周りには私はいい嫁として通っているようです。


マンマ、本当にほんわかした人でして、私と話してるときだって嫁と姑というよりは友達ですよ。茶飲み友達。


もちろん、「は?」と思うような言動も時々飛び出すものの…まぁ、許容範囲内!


本当に助かった!キラキラこの姑でよかった。






そして第三の要因は私が外国人であることだと思うんです。


私の両親は日本に住んでいて、近くにいません。

何か困ったことがあったら、甘えたいことがあったら、自分の実家ではなく、ダンナの実家に行くしかないのです。

それはダンナの両親も承知のこと。

だから、私はかわいがってもらおうと思うし、ダンナの両親も何かあったら助けてやろうと思ってくれているのだと思います。


あと、どーも納得いかないことがあってすっとぼけてても…

「まぁ、シェコはイタリア人じゃないし、しょうがない。」と思ってくれるキラキラ

最近はすっとぼけることができなくなったこともありますが…。

まぁ、宗教的行事とか、私はキリスト教徒じゃないからと言えば「しょうがないな。」となるわけです。









ま、これらのことにずっと甘えているわけにもいかず、付き合いが長くなればなるほど、私が姑にもっと気を遣ってあげなければと思います。



それにしても、日本人同士の結婚だろうが、国際結婚だろうが、姑問題ってけっこう大きな問題なのに、それがないというのは、本当にラッキー☆




嫁姑問題…。


きっと、いろいろ、どろどろ、あるんでしょうねぇ…。


女同士の争いは怖いですから…。



皆さんは嫁姑問題ってありますか?

国際結婚ならではの嫁姑問題ってありますか?








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