昨日ブログに載せた10歳の金髪美少年

 

もそうだけど、

 

金髪といっても金色の髪もあれば

くすんだ色の金髪アッシュもあり・・・

 

髪の色は1から10までの段階で分けられており

1はカラスの濡れ羽といわれるような真っ黒

10トーン以上はブリーチされた髪

 

この男の子は間違いなく10トーンの綺麗な金髪。

 

 

 

 

こちらの女性は

暗い部分が9トーンの明るめの地毛に明るめのメッシュ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この女の子の髪の色は9トーンに近い明るいアッシュ系

毛先は自然とトーンが明るくなってしまった自然な金髪

 

 

 

 

こちらの女性も地毛は黄色い綺麗な金髪にハイトーンメッシュ

 

 

 

 

どの方も日本人が羨ましく思うかなり明るめの色

このくらいの色を日本人がするとなると、

髪質によるけど2回以上のブリーチをして、

その後にカラーをしなくてはいけない。

残念ながらかなり髪のダメージリスク高えーんアセアセ

 

 

 

そしてよくお客様に言われるのが

 

日本ではアッシュにいつもしていた

・・・・・

と。ガーン

 

 

 

 

こげ茶いろの髪にアッシュカラーを載せても

決してアッシュいろではなくて、

アッシュで染めた色アセアセ

 

なんです。ガーン

 

 

 

 

 

 

地毛よりも明るめだけど金髪ではない茶色で

アッシュにするならば、先にブリーチをしないとアッシュにはならないの。

 

黒髪のままアッシュ系のカラーは

赤みを抑えた茶色になるのだ。あせるあせるあせる

 

 

 

 

 

私もまだ日本で美容師をしていた頃は

日本人の黒髪にアッシュ系のカラーをして赤みが押さえられると

アッシュの色

と言っていたかも??

 

 

 

でもイタリアで働くようになって

同じ金髪といわれるかなり明るいトーンでも

暖色と寒色の色の違いがかなりあり、

まだヨーロッパ人の髪に慣れていなかった頃

アッシュ系金髪の白髪染めにちょっとひとひねりアッシュ系を加えたら

 

見事に灰のような色になってびっくりしたことがあった。

 

すでにトーンが明るいので

(日本人の髪を2度くらいブリーチした後と考えれば分かりやすいかも?)

色がすんなり入っていく。

直ぐに流したので

大事には至らなかったけどね口笛汗アセアセ

20年近く前のことでも忘れられないわ。

 

 

そのくらい

西洋人と東洋人の髪質は違うのだ。

 

 

 

 

 

黒髪を染めるほうが比較的簡単で

髪が明るくなればなるほど色の違いが明確に分かるので、

イタリア人の髪の色のこだわりは強いし、

イタリア人美容師もよく理解してる。

ホントイタリア人美容師のカラー、すごい上手で安心できるレベル。ラブ100点

 

 

こういう色を見分ける力って

昔日本でカラーリストの勉強をしたときを思いだす。

あの頃頑張って定期的に講習に通ったわ。てへぺろ

 

 

 

 

 

 

イタリアイタリア人はおそらく

生まれた頃からこんなにたくさんの美術品に触れていれば、

色彩の感覚も磨かれているのではないかと

勝手に思う合格ラブ