DV等支援措置（6）

失感情症な、おっとりアスペさんがつづる

ちょっと笑えない日常のヒトコマ

今日も前回の続きです。

重いお話ですので、苦手な方は

今すぐリターンしてくださいね☆

相談室を出たのは、正午をとうに過ぎた頃。

ボーンといつも正午に響き渡る時報が

今日は聞こえない…と思うくらい衝撃を受けたということですな。うんうん。





とぼとぼとぼ




無言でエレベータに乗り、
無言で歩いた2人の距離感はたぶん…

魔界への入り口ひとつ分くらい空いていたと思われ…ry（厨ニ病かよ…）




戸籍住民課に着いたとき、
2日前の夕方に行った時と同じ…人はいなかったのだけれど
受付に出てくれたお姉さん…の背後にプラス男の背後霊が2人。


およ。
やっぱり閲覧制限の受付はこれがデフォなのか…。

ぁ…。受付のお姉さんの手…指の数が足りない…。
手の障害かぁ…。なんか書き辛そう。
やっぱり公務員は障害者雇用が進んでいるんだろうか。


なんてことをぼんやり考えつつ。
書類を1、2枚書いて、手続き終了。



まぁ…。


毎年、延長申請をしなくてはいけないのは良いとして、
書類をコンビニ出力できないのはちょっと不便だなぁ。
 

でも仕方ない。


出不精で、チャリで10分の

最寄り駅に出かけることですら、

遠い！

って言って断固拒否する両親だけど

歩いて10分もかからないケーキ屋ですら

車を引っ張り出すレベルの、

ものぐさ太郎だけど！！
 

でも！！！
 

もしも気まぐれを起こして

戸籍の附表から住所を割り出し、

探し当ててやろうなんてされたら大変。




私は…まぁひと思いに瞬殺してくれるなら別にそれはそれでいいんだけど、痛いのも怖いのも苦しいのも遠慮したいし、家なき子になってしまうし、

ご近所さんにも大迷惑がかかってしまう。
 

彼らは、夜も明けぬ早朝から

インターホンを連打しようが、

大声で喚こうが、

迷惑とは微塵も思わない人種なので。
 

（半）同居人の薫ちゃんにも迷惑千万な話でごさいます。



…仕方ない。
住民票が必要になる場面など、そうそうあるまい。




では。よろしくお願いします。
…とぺっこり頭を下げ、今回の騒動は収束でございます。







何でしょうねぇ。
 

きっと両親は、

私がこんなに苦しんで、傷ついて…

傷ついている事すら感じないようになるくらい

ダメージを受けていたなんて気付いてもいないんだろうなぁ。

生々しすぎて、全部を記憶から引っ張り出すことはできないけど、
引っ張り出せた記憶ですら、

笑いネタにしないとやってられないくらい

自分たちがぶっ飛んでるなんて、

思っていないんだろうなぁ。



私をお人形さん風家事ロボットにしておきたくて、
宥めたり、風船より軽く謝ったことはあるけど。

自分の何かを変えようとしたことは30年間

一度もなかった。

今もない。



多分彼らの中では一生…お人形さんなんだろうな。

（おわり）