失感情症な、おっとりアスペさんがつづる

ちょっと笑えない日常のヒトコマ

 

* * * * *

 

 

 

 

 

 

 2018年秋の聖地巡礼シリーズを長らくお読みいただきありがとうございました。ニコニコニコニコニコニコ

 

本記事がほんとうのシリーズ最終回です。

 

 

さて今回の聖地巡礼で開いてしまった

 

”薄闇の底”

 

 

ここで少しばかりお話しましょうか。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のツアーを最初から手配をしたfiremoさん。 

 

 

長距離ドライブの運転、私なんだから、 

カフェオレぐらいおごってよねっ!

 

とちょっとワガママを言いました。 

 

 

 

これは薫ちゃんにだから言えることで、

 恐らく他に言える人はこの世にいないでしょう。

 

 

 

 

 親にはもちろんのこと、

 

 モカちゃんにも、

シロちゃんにも、

Mちゃんにも、、 

 

言った事はありません。

 

 

 

 

 薫ちゃんであればきっと、怒らない

怒っても怖いことはしない

 

と思っているからで、 

そうであっても、 

 

ナニ言ってんの?ってか何様?

 

って怒られたら 

冗談だよって逃げられるワガママでした。

 

(それで逃げられなかったら謝ればいいかなって。)

 

 

 

 

結局、怒られなかったわけですが、

 

(むしろ快く承諾された。)

 

 

 

 

 

firemoは知ってたんです。

 

 

 

 

聖地巡礼スポット付近はほぼ田畑か山道。

コンビニやカフェなんてないってこと。

 

 

 

当たり前ですよね。

 

だってこのドライブコースを考えたのはfiremoなんですから。

 

 

 

 

 

カフェオレマグカップ*を手に入れるとしたら、人吉市内か、八代。

 

 

でも、女子2人。

どちらもスルーして聖地巡礼を優先しました。

 

 

 

 

 

そしてツアーが終わる頃にはfiremoも限界。

薬が切れるギリギリで旅館に到着したんです。

 

 

薬が切れるということはつまり、

激痛が襲ってくるということ。 

 

 

なのに。 

 

 

 

 

 

ねぇ、このあとどうする?

お散歩いく?

 

 

firemoの口から出たのはこんなセリフ。 

 

 

 

おりしも青井阿蘇神社ではおくんち祭り祭の期間。

 

 

 

見てみたい気持ちと

体が発する危険信号と

 

折角旅行に来たのに!という心の声がせめぎあい、

 

 

三者が勝ってしまったわけですね。 

 

(勝つなよ。)

 

 

 

 

 

行く!

 

という薫ちゃんと共にお散歩に行ったわけですが

 

(いや、firemoだけ待ってろよぉぉ!)

 

 

 

 

でも無理なものは無理。

神社を抜けたあたりで限界到達。

 

 

激痛が走りました。 

 

 

 

 

 

でも口から出たのはやはり

 

 

 

 

どうする?戻る?

それとももうちょっとお散歩する?

 

(いや、オマエは即戻ろうぜ?)

 

 

 

 

 

 

 

 firemoの視界の端にファミリ●マートが見えました。 

 

 

 

あぁ・・カフェオレ、あそこでもいいなぁ

休憩したいしなぁ・・

 

薫ちゃん、おごってくれるってさっき言ってたけど・・まだだしなぁ

 

でも・・

 

言えないや。

 

 

 

 

 

 

 

結局、何も言えないまま、

神社の周りを少しお散歩して旅館に戻ってきたのですが

 

(周りのお店は18時には閉店していたのでね。)

 

 

 

 

 

 

 

我慢すること、

口を閉ざすこと、

コトバを飲み込むこと、

心と五感をそっと閉じること

 

 

 

幼少期に覚えてしまったものは

相手を信じてる信じてないに関わらず

治すのが非常に難しく。

 

 

 

 

一生治らないかもしれないなぁ・・と切ないfiremoでした。