近鉄バス鳥飼営業所には「摂津市内循環バス」というコミュニティバス扱いの路線がある。
摂津市から補助を受けて運行している。

平成27年3月16日をもってダイヤと路線ルートを変更しました。
摂津市HP

これまで鳥飼車庫回りと温水プール回りと主に二つのルートを交互に走っていたが、
変更により主たるルートが55番・府営住宅回り一本になりました。
「府営摂津住宅北」が阪急京都線の正雀駅の最寄りとなりますが、
正雀駅から別府・ダイキン方面の利用客はこれまで通り、「正雀」が最寄りバス停ということに変わりありません。
しかし、別府やダイキン方面の利用者が正雀駅に戻るときは、「府営摂津住宅北」にバスが寄ることになり、正雀駅がより近くなり便利になりました。これまでは「正雀本町2丁目」で降りてから、駅へ歩く距離が長いことが不便でしたから。

これにより鳥飼車庫周りは最後の54番だけとなり、
乗務員交替は鳥飼車庫から摂津市役所玄関前に変更となりました。

先日、ダイヤ改正前の摂津循環バスに乗りました。
ダイヤ改正前の53番です。

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JR千里丘駅からスタートです。
摂津循環の看板専属バスたる「9006」いすゞERGA MIO7メートル車です。
たまに土曜日限定の30番神社前回りにも使われます。
今となってはなかなかレアな車両です。
いつまでもポンチョに代替せず、この車両に固執するあたり、
何らかの事情があるのではないかと邪推してしまいます。


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安威川橋で降りました。

安威川沿いには溝咋神社や継体天皇陵があるように、
古代茨木や高槻の都の発展に大いに寄与した水上交通の重要なルートであった。
安威川の存在は古代三島の都の隆盛の源かもしれない。

また安威川は洪水の歴史でもあった。
今でも大雨の時は、溢れそうなほど水面が上昇します。


そんな茨木の川、安威川を安威川橋から眺めました。
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かつて神武天皇は五十鈴媛を娶るためにこの川を船で通ったのだろうか。
継体天皇もこの川を通って天下統一の礎を築いたのだろうか。

昔は多くの船が行き交いし、川沿いには多くの人たちが生活していて賑やかだったのだろうと想像すると、今は何だか殺風景だなって思うのです。
一番下の画像は、橋から下流を望んだものです。
その先は神崎川と合流し、神崎川となります。