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近鉄バスの「沢良宜東」(八防線)もしくは「沢良宜東町」(野々宮線)バス停を最寄とするJR貨物線下に、蒸気機関車D51が静態保存展示されている公園があります。

茨木市立 玉櫛公民館に隣接する公園にD51 158があります。
そこにこの機関車に関する説明文がありますので紹介しておきます。

「ここに置かれていますD51158号はD51形の中では第2次形に属し、いわゆる「標準形」で給水温め器を煙突の前へ出し、ちょうど枕をのせたようなスタイルです。この機関車は昭和14年3月に製造され、青森機関区に配置されてから36年ものながい間働き、昭和49年11月浜田機関区を最後に引退しました。その間182万8千339キロもの距離を走り続けました。この距離は地球の約46周にあたります。」

この車両は1939年2月に日本車両名古屋工場で落成。

訪れた時は、幼稚園児に柵内を開放しておりましたが、普段は柵内立ち入り禁止です。
幼児に比べると、SLの大きさがよくわかります。

非常に状態が良く、朽ちていないのが魅力です。
この公園の周りは、普通の、どこにでもある一般の住宅街なのですが、
そこにポツンとSLが展示されているのです。
殊更に存在を主張していないところが、何とも茨木らしいなあと感じます。