
その内の一つがJR千里丘から島と野々宮を経て、
さらに十一、平田、二階堂、神社前、五十鈴町といった旧玉島村の住宅街を通り、
寺田町から京阪バス高槻営業所の路線と重複して阪急茨木市駅に通じる路線です。
運行日時は毎週土曜日の午前8時46分にJR千里丘駅を出発して、
上記の経路を26分かけて阪急茨木に向かいます。
狭隘路を走行するため、またほとんどお客もゼロなので、
マイクロバスのリエッセ「近鉄バス0004」を運用しています。
近鉄バス0004は、この路線の専属車両といっても過言ではないでしょう。
たまに0004が検査などで休車になるときは、
摂津循環専属車両ともいうべき「近鉄バス9006」エルガミオ7m車で走ることもあります。
また9006が休車のときは、0004が摂津循環を担当します。
現在ではJR千里丘から阪急への片道一方通行ですが、
かつては双方向で一日数本運行してようです。
お客もほとんどゼロの空気輸送。
たまに乗る客はマニアくらい。
かつては地域住民の足だったようですが、
当時からお客は少なかったようです。
今や近くを、近鉄バス鳥飼営業所のドル箱に発展した
平田循環路線がありますし、
野々宮には33番の野々宮~南茨木線もあります。
五十鈴町には京阪バスの寝屋川線が。
また寺田町には京阪バスの茨木線があります。
時代の流れによる道路環境の改善等により
周囲にはバス路線が充実していますので、
わざわざ住宅密集地の狭隘路を走る30番の存在意義は無いともいっていいでしょう。
では、何のための路線維持なのか・・・。
京阪バスなどの他社からの侵入阻止という説もありますが、
茨木バスから受け継いだ歴史ある路線を大切に維持していこうということなのでしょうか?
私はこの路線が好きです。
なんとなくスピリチュアルな地域を走る興味深い路線だからです。
調べてみると、
当該路線には「五十鈴町」と「神社前」という停留所があるのですが、
この地域が日本の神話、神武天皇と縁のあるところなのだそうです。
そのあたりを探ってみたいと思います。