私たちは、日々、大量の糖を摂取しています。意識的に、の場合もありますし、気づかないで摂っている..........≪続きを読む≫
砂糖が及ぼす、悪影響を栄養学的に解説したニュースです。なかなか、的を得た内容ですが
若干、アンチ『砂糖』的な偏りがあったので補足を日記にします。
~ここからは、ニュースに対しての私の意見です。~
確かに手軽に摂取出来るファーストフードやお菓子、炭酸飲料には自覚が必要です。
特にドーナツや炭酸飲料、缶コーヒーには『これでもか!!』と言わんばかりの糖分が入ってますから。

当然、脳と身体のバランスが崩れて肥満を誘発する事になりかねません。

ただ、食事による肥満の原因には食用油によるトランス脂肪酸や肥満を誘発する食品添加物も
関わってますので、一概に砂糖が『悪』と決めつける訳にはいきません。

また、砂糖は料理の味付けには重要な影の立役者でもあり、体に悪いからと減量すれば美味しさも
減少します。洋食には欠かせないソースなどは砂糖の量が、野菜や果物の次に多く入れなければ
奥深いコクを生み出す事が難しいのです。大手メーカーの様にコスト優先でアミノ酸等(化学的な調味料)を使えば、その限りではありませんが...

でも、そのアミノ酸等(化学的な調味料)にはまた別の意味で肥満要素が含まれます。メリハリの無い、
旨み成分であるアミノ酸等(化学的な調味料)は食事の満足感を十分に得る事が難しいのです。
結果、何となく物足りなくなって食後もちょこちょこ食べてしまうのです。

実はこの現象、砂糖がもたらす悪影響よりもたちが悪いのです。アミノ酸等(化学的な調味料)に
慣れてしまった舌は、本来の天然素材で仕上げた旨みを物足りなく感じてしまいます。

アミノ酸等(化学的な調味料)には塩分や糖分のトゲのある部分を上手に隠す性質があり、
その錯覚に陥った舌は麻痺状態に陥ってる事から、塩分や糖分を過剰投与した料理でも美味しく
感じてしまうのです。

こうなると、砂糖が大量に入っていようが塩分が...なんてウンチクをいくら聞かされても、
判断のしようがありません。そして、このアミノ酸等(化学的な調味料)は外食産業が安定した
リーズナブルな価格を提供するのに欠かせない物なのです。

砂糖による悪影響も確かに当たってはいますが、それ以前に考えなければいけない事
『今、自分が食べているのはどんな物で出来てるのか...』を自覚することが重要です。
そうすれば、一連の食中毒騒動に巻き込まれることもありません。

私たちの体は日々の食事で成り立ってます。快適な人生を送るためにも、質の良い食生活を...

【日本のうまい】
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