盛れ!ミ・アモーレがバズっているのですが、中高年は知らないようです。昨年の中学の忘年会で歌ったのですが、だれも知りませんでした。(もう一曲は松浦亜弥の「想いあふれて」)
それでもネットではバズっているわけですが、要するに、それまで彼女ら(チーム名を書くのが面倒くさいぞアロプロのグループは)を知らなかった、なんなら(若者独特の言い回し、30歳以上でこの言い回しをリアルで使うと少し痛い)ハロプロも知らない人たちにも受けていて、Juice=Juice(コピペすればよいか)に興味を持ち、なんなら(しつこい)ハロプロに興味が出ればめでたしめでたしなわけです。
では、どうして盛れ!ミ・アモーレがバズったのでしょう。
ここでは、
・そもそもその歌い手を知らない人が
・初めて聞いて
・なんだか耳に残って繰り返し聞きたくなる
ことをバズると言い換えています。
この反対を考えれば答えが出てきそうです。つまり
・歌い手のファンが
・はじめてその曲を聞いたときはそれほど感動しないのに
・聞いていくうちにやっぱりいいなと思う場合です。
どうして最初はそれほどでもないのに、だんだん良くなるか。
おそらく、最初なんだかわからない、耳に残らない、良いんだか何だか評価できないという感じなのでしょう
それがだんだん歌詞の内容も分かってきて
印象的なフレーズが耳に残り
ハロプロ特有の問題としては歌割がわかり
全体像を把握していくうちに
曲や詩やアレンジやパフォーマンスの良さを理解していく
という感じなのではないでしょうか
これはこれで悪いわけではなく、
むしろ長く聞き続ける名曲になる可能性を秘めているわけです。また、ファンを定着させる楽曲ということにもなるでしょう。
ただ、今回考えるのはそういう名曲づくりではなく
バズるためにはどうしたらよいかということです。
そうすると、
最初から印象的フレーズで何を歌っているかが簡単にわかればバズる可能性が出てくるのではないでしょうか。
特にさびの部分が大切だと思います。
ふと気が付いたのですが、我々じじいたちが好きなローリングストーンズも、ペインテッドブラック、ギミーシェルター、ジャンピングジャックフラッシュ、ホンキートンクウーマン、ミスユーなど、タイトルがそのままさびの歌詞になっているではないですか。特にシングルカットされたものはそうですね。シンパシーフォウザデビルはなかったことにしましょう。
ビートルズもボブディランもそんな傾向がありそうです。
タイトルがカタカナでわかりますから、日本人でも印象的なさびの部分で何を歌っているかよくわかるわけです。
そこさえわかれば、それいがいのところはふふふとかららで歌ったとしても一緒に歌っている気になるわけです。
もちろん世界的ヒットになる場合は、Aメロ、Bメロのメロディもすんなり入り、リフも印象的でと様々な要素があるのでしょう。
しかし、手っ取り早くバズるためには、何を歌っているかわかりやすいこと、特に印象的なさびの部分がわかりやすいことが大切なようです。
さて、盛れ!ミ・アモーレに戻るわけですが、
もう曲の半分以上がさびなわけです。つまりアモーレ、アモーレミオをひたすら繰り返すわけで、誰だってわかるわけです。ラテン系の外国後であっても、アモーレはヒデとロザンナ(じじいの面目躍如)から始まって、中森明菜など、割と耳なじみのある言葉なわけです。なんたってタイトルがズバリですから、自然と言葉が頭に入るわけです。そして印象的なメロディー。これが意図的に作られたなら大天才ですね、山崎さん。
アンジュルムに話を戻しますと
キープユアスマイルの新曲(ディスク2)では、
プリズンブレーカーが、私からするとキャッチーでした。さびのフレーズは「ブンブンブンブンブン」でした。歌詞が聞き取りやすいし、メロディーもこの曲のテーマを集約させたようなメロディーで秀逸だと感じました。この曲があったからディスク2を聞く頻度が上がり、「右斜め後ろから」の良さに気が付いたのだと思います。今ではみんな好きですけど。
右斜め後ろからは、歌唱も素晴らしいのですが、その中でも言葉がはっきり伝わるところがすごく良いと思います。とかくハロプロの歌詞は、外国語と日本語が混じり、無理なシラブル使い(メロディ優先なのでしょうがない)が見られ、何を歌っているか歌詞を見ないとわからないことが見られます。それも固定ファンなら味になります。ただ、バズるシングルは、特にさびの歌詞を最初に聞いて理解できるようにすることが大切だと思います。
バズるためには、歌詞の意味とか思想とかあまり関係ないようです。ただ、何を歌っているかわかればよいのでしょう。私は、ブンブンブンを今からでもシングルカットしてほしいです。カップリング曲は斜めです。