ベルリンの壁
今日11月9日で、ベルリンの壁崩壊から20年がたつ。リアルタイムで見ていた私は、「歴史は動くのだなあ」と実感を持ったものだ。もちろん、自然現象のように勝手に歴史が動くわけではないし、外部から超越的な力で歴史を動かしたわけでもなく、ドイツ人民が、様々な条件と相俟って、自ら歴史を動かしたということは常に頭に置いておくべきことだろう。壁を越えようとして成功した/失敗した多くの人たち、政府の監視をかいくぐって組織を作っていた人たち、そういう多くの人たちの努力と、国際・国内情勢のもろもろとがかみ合って、壁の崩壊へとつながったのだと思う。
主体的な努力や願望だけではどうにもならないことは世の中には数多くある。しかしそれなしには何も変わらない。それを踏まえて、世の中と向き合っていきたいと思う。
さて、ベルリンの壁崩壊というと思い出すのが、このブログでは何度も取り上げているがTHE NEWSだ。いま見たら wikipedia に項目が立っているので、そちらにもリンクしておこう。彼女たちが初期から唄っている曲に「もっと自由に!」というのがある。歌詞はその時々の情勢に応じて変化していく。以前このブログで取り上げたのは、天安門事件についてのものだった。が、天安門事件の半年後に起きた、このベルリンの壁崩壊も、歌になっているのだ。
どんな歌詞だったか、CDがいま手元にないので、記憶に頼って少し書き出してみる。
記憶力の弱い私がここまでスラスラと思い出せるのに我ながらびっくりするのだが(もしかしたら間違ってるかも^^;;)、当時、それぐらい聴きこんでいたということですね。
歴史は確かに動いた。しかし、翻っていまの我々を見るに、彼女たちが突き付けた問いは、未だに有効なのではないだろうか?
もしやと思ってYouTubeを探したのだけれども、残念ながらこのバージョンはないようだ。代わりに、天安門事件バージョンのものを貼っておく(楽曲はほぼ同じです)。
3人でなんでここまで骨太な音が出せるんだろうといつも思う。Motorheadかよ、と(注:全然違います^^)。
主体的な努力や願望だけではどうにもならないことは世の中には数多くある。しかしそれなしには何も変わらない。それを踏まえて、世の中と向き合っていきたいと思う。
さて、ベルリンの壁崩壊というと思い出すのが、このブログでは何度も取り上げているがTHE NEWSだ。いま見たら wikipedia に項目が立っているので、そちらにもリンクしておこう。彼女たちが初期から唄っている曲に「もっと自由に!」というのがある。歌詞はその時々の情勢に応じて変化していく。以前このブログで取り上げたのは、天安門事件についてのものだった。が、天安門事件の半年後に起きた、このベルリンの壁崩壊も、歌になっているのだ。
どんな歌詞だったか、CDがいま手元にないので、記憶に頼って少し書き出してみる。
やっちゃえ! もっと自由に!
やっちゃえ! もっと自由に!
やっちゃえ! もっと自由に!
やっちゃえ! もっと自由にやっちゃえちゃえ!
11月9日の国境解放
28年間壊せるとは思ってなかったあの壁に
ハンマーを打ち降ろした
誰かが東の失敗を嗤う
でも 西側にあるのは 自由? それとも物質?
与えられた自由の中で
見えない壁に 気がつかないだけ
ポツダム広場から東を見る
そこに見えるのは 同じ空 同じ大地
国境線なんて どこにも見えない
記憶力の弱い私がここまでスラスラと思い出せるのに我ながらびっくりするのだが(もしかしたら間違ってるかも^^;;)、当時、それぐらい聴きこんでいたということですね。
歴史は確かに動いた。しかし、翻っていまの我々を見るに、彼女たちが突き付けた問いは、未だに有効なのではないだろうか?
もしやと思ってYouTubeを探したのだけれども、残念ながらこのバージョンはないようだ。代わりに、天安門事件バージョンのものを貼っておく(楽曲はほぼ同じです)。
3人でなんでここまで骨太な音が出せるんだろうといつも思う。Motorheadかよ、と(注:全然違います^^)。