○○イオンドライヤー官能検査における二重盲検法(追記あり) | ほたるいかの書きつけ

○○イオンドライヤー官能検査における二重盲検法(追記あり)

 出張先でぼおっとしててなんとなく思いついたこと。いや、とっくに誰か考えていそうだし、私ももしかしたらどっかで似たような話を見たかもしれないのだけど、記憶にないので。既出ならすいません。

 ○○イオンドライヤーの官能検査において、○○イオンが原因なのか、別の要因(風量とか温度とか)が原因なのかを切り分けるのはとても難しい、ということは何度も指摘されてきた。○○イオンのスイッチをon/offして違いを見ればいいとは言われるが、ドライヤーかけてる本人がそもそも今onなのかoffなのかわかっちゃうので、盲検にならない。

 で、思いついたのは、スイッチはそのままにして、本体内部の装置を外からわからないように改造してしまってはどうか、と。○○イオンが常に出ないようなもの、常に出るようなもの、あるいは○○イオンが常に髪の方に行くもの、明後日の方に放出されるもの、とかを作っておいて、それをモニターに渡す。渡す人も、いまどっちのドライヤーを渡したかはわからないようにする。渡された方は、その時はoffにしていると思っても実は○○イオンが出ているとか、その逆の状態だったりする。もちろん、普通にonになっていれば出るし、offになっていれば出ないドライヤーを渡すモニターも用意する。

 これでどないでしょ。
 単なる思いつき以上のものではないのですが。メーカーの皆さん、いかがです?

(追記2009.7.17)
亀@渋研Xさんのブクマコメでご指摘いただきました。どうもありがとうございます。
「マイナスイオンドライヤーはなにをしているか」を、どうやって家庭で確認するか
うん、読んでた。思い出した。トリ頭>自分。 prz

ただまあ「責任」ということで言うと、メーカーがやるべきことなんですよねえ。松下「技報」あたりでやるべきことなんだと思いますが…。