前提と論理 | ほたるいかの書きつけ

前提と論理

 Jさんのこのエントリ の「論理的思考をして間違わないためには、判断材料が完備されている必要が有ります。」というのは実にその通りだと思うのだけれども、それに関連して(?)常々思っていることを少し(ニセ科学の話とは関係ありません)。

 日本の大新聞ってまあそう大した違いはないのだけれども、トピックによっては多少結論が違うことがある。それが各新聞のカラーになっているわけで、『朝日』がアカヒとか『産経』が自民党の機関紙とか揶揄される元にもなっているわけだ。
 で、昔から思っていたのは、『朝日』は割とマトモな前提から出発しているのに、論理らしい論理がなく情緒的に結論を持っていく印象が強いのに対し、『読売』は展開は結構論理的なんだけど、前提が間違ってるので間違った結論になる印象が強い(あくまでも私の印象に過ぎませんが)。だからまあ『朝日』が「情緒左翼」なんて言われるのも理解はできるんだけど(皇室激烈ラブの『朝日』が左翼だなんておかしな話ですけどね)。

 で、以下ちょっと思いついたネタ。

 (間違った前提)×(論理的な展開)=(間違った結論) … 読売
 (正しい前提)×(情緒的な展開)=(正しかったり間違ったりした結論) … 朝日
 (正しかったり間違ったりした前提)×(論理的だったり情緒的だったりする展開)
                     =(正しかったり間違ったりした結論) … 毎日
 (偏った前提)×(論理的な展開)=(間違った結論) … 日経
 (偏って間違った前提)×(情緒的な展開)=産経クォリティ

 何をもって、誰にとって正しい/間違っているのかはお考えください。
 まあこういうステレオタイプな見方は良くないのですが、ネタですので、あまり深く受け取らないように。(^^;;
 こんなアホなネタ書くヒマがあったら最近色々動きのある江本を追っかけないといかんのですが…あーいかんいかん。