再び、ssfs2007さんへ
以前に続けて、yahooの掲示板に投稿したコメントを再掲します(長いので、実際は二つに分割しています)。
掲示板のコメントはこちら とこちら 。以前のコメントはこちら 。
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ssfs2007さん、
前回の私の書き込みから一週間がたちました。その間、あなたは幾つかの書き込みをしていますが、残念ながら、私の問いかけには答えてくださいませんでした。「がっかり」です。
「返事がないということは私の意見を認めたということですね?」などということは申しませんが、この間のやりとり(私以外の方々とのやりとりも含めて)は、以下に述べるように、あなたとは科学的な、もっと言えば建設的な議論はできないということが誰の目にも明確になったと思います。
以前から ssfs2007さん(SSFSさん)の発言を目にしていた方には今さらだと思いますが、もしかしたら検索でやってくる方もいるかもしれませんので、そういう方々が判断を間違えずまた時間を無駄にしないで済むように、簡単に ssfs2007さんについてまとめます。
以下は便宜的に項目に分けましたが、相互に密接に関係しています。
(1)あなたには対話の相手に敬意を持って接するということができない。どんなに誠意をもって、事実に基づいて話をしても、それがあなたにとって「不都合な真実」であるならば、「つまらない」の一言で切って捨てる。科学的につまらない、ということはあり得ますが、あなたの場合は違う。自分の主張をサポートする意見が「つまらな」くない意見であることの必要条件になっている。
「おなかいっぱい」発言もそう。あなたには、他人の発言を理解しようという意思が感じられない。おなかいっぱいなら消化する努力をするのが誠意ある態度というもの。
議論するための誠実な態度は、No.1309あたりではまだ一応は見られましたが、ご自分の意見に対する批判的なコメントには、即座に拒否反応を示されましたね。そんなことで議論ができると思っているのなら、端的に言って皆様に迷惑です。
(2)「ファクト」に対する敬意が感じられない。あなたの自己規定とは裏腹に、都合のよい「ファクト」あるいは「ファクトもどき」だけにこだわっている。「技報」で示されたファクトを、あなたは受け入れなかった。
切れ味が悪いから?じゃあ切れ味良く言ってあげましょうか。「マイナスイオン・ナノイーイオンドライヤにおいて、マイナスイオン・ナノイーイオンと称するものの効果はない」。どうです?切れ味鋭いでしょう。
もちろんこれは科学的な物言いではありませんが、今回の一連の「議論」で出てきた「技報」の内容に基づけば、日常レベルでは十分通用する結論です。
(3)プロに対する敬意がない。たとえその内容が査読に通らないであろうレベルであったとしても、「技報」の著者たちはがんばって報告書にまとめたんです。しかも実名で公にしている。その内容についての責任を取る覚悟があるわけです。
しかし、その中身を理解しようとする気があなたには全然ない。自分に都合よいと思われる文章も、中身を理解していないから、本当は都合悪いのだということを指摘されると、「そんなことはもうおなかいっぱい」と言う。こんな失礼な言い方はないでしょう?
あなたは他にも論文を漁ったり、論文はないかと尋ねたりしてきましたね。でも、そんな態度で論文に接するなら、見たってしょうがないです。なんのために論文を読むんですか?中身を理解しようとして読むんじゃないんですか?
さらに、awing_y さん(A-WINGさん)に対する態度は一体なんですか。はっきり言って、人として最低ですよ。awing_yさんは、御自分の経験から、職業倫理にのっとって丁寧に発言されたのに、自分に都合の良い発言が出なかったからといって「それでもプロか」と言うなんて、正気の沙汰とは思えません。いまからでも謝罪すべきです。
(4)基本的に無責任である。大企業には社会的責任というものがあります。発言するなら責任ある発言をしなければいけない。過去の経緯を振り返れば、責任を感じるならば「マイナスイオン」商品なんて売れないですよ。そこをきちんと清算せず、「進化形」としての「○○イオン」なんて、企業として無責任すぎます。そして、それを「マーケティング」の一言で免罪する ssfs2007 さんは、大企業の責任逃れに加担しているものと言わざるを得ない。なにが「ファクトにこだわる」ですか。ファクトにこだわるなら、世界でも有数のメーカーにもこだわらせなさいよ。
「立証責任」だの「挙証責任」だのといった言葉は本質ではないんですよ。「発言には責任を持て」「世に出す商品には責任を持て」という当たり前のことですよ、大事なのは。そして、責任は「事実」に立脚してはじめて果たせるものです。マーケティングだからといって無責任な発言を許容するのはやめていただきたい。
「プロに対する敬意」とも関わりますが、apjさんのマグローブの実験、あれは我々は感謝こそすれ「やればできるじゃん」などと偉そうに言えるものではありません。そんなことが言える立場のものはこの世に一人としていません。やらなくて当然なんです。なぜならやるのはマグローブを売る側であるべきだから。自分が売る商品には責任持て、ということです。apjさんは、マグローブをどんなに批判しても、わざわざそれを購入して実験までする義理も責任もないんですよ。それでも実験していただいたのだから、ここは「ありがとう」と言うべきです。
(5)あなたの言う「材料」は科学的考察に基づく事実ではなく、単なる広告の文言。ssfs2007さんは定期的に新商品だのなんだの「ウォッチャー」として紹介してくれますが、そこについてくるコメントは、単に宣伝文句の「分析」でしかありません。宣伝文句はマーケティング戦略に基づいているのだから科学的でなくても良いと言ったその口で、宣伝文句を垂れ流しているのです。
あなたは「科学」というものを間違って理解している。科学的議論をしようと思えば、その次の段階に進む必要があります。
「評判」もそうです。「評判」が嘘だとは思わないし、実際に良いと思った人は沢山いるのでしょう。そういう「評判」は、じゃあもう少しきちんと考えてみようか、という動機付けにはなれど、「評判」自体からはほとんどなにも導かれないんですよ。「技報」に出てきた図のほうが、はるかに雄弁に「ファクト」を物語っています。
「材料」と言うならば、そのような「ファクト」を大事にしてください。
(6)部分的な肯定と全面的な肯定を取り違えている。「マイナスイオン」と名の付く製品は、効能がゼロのものばかりではありません。例えば集塵などに使えるものだってあるわけです。しかし、それでも「マイナスイオンはニセ科学」なんですよ。これはssfs2007さんには理解する気がないのでここで論を展開することはしませんが(すでにこの掲示板でも何度も何度も論じられていますし)。
他にも色々言いたいことはありますが、とりあえず重要であろう点だけの指摘にとどめます。
ええ、これは「最後のチャンス」です。これが受け入れられない場合は?もちろん、「無視リスト」行きです。*1
まわりに迷惑をかけず、自分のブログで御自分の主張を展開なさってくださいね。もっとも、あなたに主張らしい主張はついぞ見られませんでしたけれどね。見られたのは、「なんかよくわからんけどマイナスイオン・ナノイーイオンドライヤーは評判がよくて、メーカーがイオンのせいだって言ってるんだからイオンのせいなんだ!」ということだけです。今回、(6)をのぞき、全面的にssfs2007さんの人格への批判になったのは、そもそも批判すべき論をあなたが提示されないからでもあります。提示されたところであの態度では議論にはなりようがないですけどね。
ssfs2007さん、どうか御自愛ください。他人に迷惑をかけないところでのご活躍を祈っております。
*1)無論、冗談です。わからない方は、
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1161050666#CID1189342688
をご覧下さい(読み込みに時間がかかりますが…)。
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見ればわかるように(って長くて見るの大変ですね。すみません)、これは人格批判です。しかし、議論以前のところが問題なので、そうせざるを得ません。建設的な議論をするには、態度が重要であることは色々なところで指摘されていると思いますが、SSFSさんの場合はまさにそこが問題になっています。
おまけに主張らしい主張もないので、どうしようもありません。
この人を見ていると、いわゆる「相間さん」、つまり「相対性理論は間違っている」系の人々を思い起こさせます。その手の人の学会発表を目撃したことがありますが、正面から真面目にどこが間違っているかを指摘されても、「そういう細かくてややこしいこと言われてもわかりませんよ」といいながら、延々を自説を展開するのですよね(なので、普通は聴衆は生温かく見守っているだけなのですが、たまに真面目な方が指摘しちゃうんですよね)。
自分がわかっていないことをわかっていない、ということなのでしょうが、その上自分の正しさを信じ込んでしまうと、他人の言うことも聞こうとしないし、どうしょうもないですね。
こういう場合は実生活で信頼できる人(家族とか)が愛情持って接しないとどうしょうもないのでしょうが、なんせドライヤーですからねえ。ああいう性格だったら(実生活でもああなのかはわかりませんが)、「ドライヤー程度で済んでるなら面倒だからほっとけ」となってるんじゃないかと思ったり。
…困った人です。
掲示板のコメントはこちら とこちら 。以前のコメントはこちら 。
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ssfs2007さん、
前回の私の書き込みから一週間がたちました。その間、あなたは幾つかの書き込みをしていますが、残念ながら、私の問いかけには答えてくださいませんでした。「がっかり」です。
「返事がないということは私の意見を認めたということですね?」などということは申しませんが、この間のやりとり(私以外の方々とのやりとりも含めて)は、以下に述べるように、あなたとは科学的な、もっと言えば建設的な議論はできないということが誰の目にも明確になったと思います。
以前から ssfs2007さん(SSFSさん)の発言を目にしていた方には今さらだと思いますが、もしかしたら検索でやってくる方もいるかもしれませんので、そういう方々が判断を間違えずまた時間を無駄にしないで済むように、簡単に ssfs2007さんについてまとめます。
以下は便宜的に項目に分けましたが、相互に密接に関係しています。
(1)あなたには対話の相手に敬意を持って接するということができない。どんなに誠意をもって、事実に基づいて話をしても、それがあなたにとって「不都合な真実」であるならば、「つまらない」の一言で切って捨てる。科学的につまらない、ということはあり得ますが、あなたの場合は違う。自分の主張をサポートする意見が「つまらな」くない意見であることの必要条件になっている。
「おなかいっぱい」発言もそう。あなたには、他人の発言を理解しようという意思が感じられない。おなかいっぱいなら消化する努力をするのが誠意ある態度というもの。
議論するための誠実な態度は、No.1309あたりではまだ一応は見られましたが、ご自分の意見に対する批判的なコメントには、即座に拒否反応を示されましたね。そんなことで議論ができると思っているのなら、端的に言って皆様に迷惑です。
(2)「ファクト」に対する敬意が感じられない。あなたの自己規定とは裏腹に、都合のよい「ファクト」あるいは「ファクトもどき」だけにこだわっている。「技報」で示されたファクトを、あなたは受け入れなかった。
切れ味が悪いから?じゃあ切れ味良く言ってあげましょうか。「マイナスイオン・ナノイーイオンドライヤにおいて、マイナスイオン・ナノイーイオンと称するものの効果はない」。どうです?切れ味鋭いでしょう。
もちろんこれは科学的な物言いではありませんが、今回の一連の「議論」で出てきた「技報」の内容に基づけば、日常レベルでは十分通用する結論です。
(3)プロに対する敬意がない。たとえその内容が査読に通らないであろうレベルであったとしても、「技報」の著者たちはがんばって報告書にまとめたんです。しかも実名で公にしている。その内容についての責任を取る覚悟があるわけです。
しかし、その中身を理解しようとする気があなたには全然ない。自分に都合よいと思われる文章も、中身を理解していないから、本当は都合悪いのだということを指摘されると、「そんなことはもうおなかいっぱい」と言う。こんな失礼な言い方はないでしょう?
あなたは他にも論文を漁ったり、論文はないかと尋ねたりしてきましたね。でも、そんな態度で論文に接するなら、見たってしょうがないです。なんのために論文を読むんですか?中身を理解しようとして読むんじゃないんですか?
さらに、awing_y さん(A-WINGさん)に対する態度は一体なんですか。はっきり言って、人として最低ですよ。awing_yさんは、御自分の経験から、職業倫理にのっとって丁寧に発言されたのに、自分に都合の良い発言が出なかったからといって「それでもプロか」と言うなんて、正気の沙汰とは思えません。いまからでも謝罪すべきです。
(4)基本的に無責任である。大企業には社会的責任というものがあります。発言するなら責任ある発言をしなければいけない。過去の経緯を振り返れば、責任を感じるならば「マイナスイオン」商品なんて売れないですよ。そこをきちんと清算せず、「進化形」としての「○○イオン」なんて、企業として無責任すぎます。そして、それを「マーケティング」の一言で免罪する ssfs2007 さんは、大企業の責任逃れに加担しているものと言わざるを得ない。なにが「ファクトにこだわる」ですか。ファクトにこだわるなら、世界でも有数のメーカーにもこだわらせなさいよ。
「立証責任」だの「挙証責任」だのといった言葉は本質ではないんですよ。「発言には責任を持て」「世に出す商品には責任を持て」という当たり前のことですよ、大事なのは。そして、責任は「事実」に立脚してはじめて果たせるものです。マーケティングだからといって無責任な発言を許容するのはやめていただきたい。
「プロに対する敬意」とも関わりますが、apjさんのマグローブの実験、あれは我々は感謝こそすれ「やればできるじゃん」などと偉そうに言えるものではありません。そんなことが言える立場のものはこの世に一人としていません。やらなくて当然なんです。なぜならやるのはマグローブを売る側であるべきだから。自分が売る商品には責任持て、ということです。apjさんは、マグローブをどんなに批判しても、わざわざそれを購入して実験までする義理も責任もないんですよ。それでも実験していただいたのだから、ここは「ありがとう」と言うべきです。
(5)あなたの言う「材料」は科学的考察に基づく事実ではなく、単なる広告の文言。ssfs2007さんは定期的に新商品だのなんだの「ウォッチャー」として紹介してくれますが、そこについてくるコメントは、単に宣伝文句の「分析」でしかありません。宣伝文句はマーケティング戦略に基づいているのだから科学的でなくても良いと言ったその口で、宣伝文句を垂れ流しているのです。
あなたは「科学」というものを間違って理解している。科学的議論をしようと思えば、その次の段階に進む必要があります。
「評判」もそうです。「評判」が嘘だとは思わないし、実際に良いと思った人は沢山いるのでしょう。そういう「評判」は、じゃあもう少しきちんと考えてみようか、という動機付けにはなれど、「評判」自体からはほとんどなにも導かれないんですよ。「技報」に出てきた図のほうが、はるかに雄弁に「ファクト」を物語っています。
「材料」と言うならば、そのような「ファクト」を大事にしてください。
(6)部分的な肯定と全面的な肯定を取り違えている。「マイナスイオン」と名の付く製品は、効能がゼロのものばかりではありません。例えば集塵などに使えるものだってあるわけです。しかし、それでも「マイナスイオンはニセ科学」なんですよ。これはssfs2007さんには理解する気がないのでここで論を展開することはしませんが(すでにこの掲示板でも何度も何度も論じられていますし)。
他にも色々言いたいことはありますが、とりあえず重要であろう点だけの指摘にとどめます。
ええ、これは「最後のチャンス」です。これが受け入れられない場合は?もちろん、「無視リスト」行きです。*1
まわりに迷惑をかけず、自分のブログで御自分の主張を展開なさってくださいね。もっとも、あなたに主張らしい主張はついぞ見られませんでしたけれどね。見られたのは、「なんかよくわからんけどマイナスイオン・ナノイーイオンドライヤーは評判がよくて、メーカーがイオンのせいだって言ってるんだからイオンのせいなんだ!」ということだけです。今回、(6)をのぞき、全面的にssfs2007さんの人格への批判になったのは、そもそも批判すべき論をあなたが提示されないからでもあります。提示されたところであの態度では議論にはなりようがないですけどね。
ssfs2007さん、どうか御自愛ください。他人に迷惑をかけないところでのご活躍を祈っております。
*1)無論、冗談です。わからない方は、
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1161050666#CID1189342688
をご覧下さい(読み込みに時間がかかりますが…)。
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見ればわかるように(って長くて見るの大変ですね。すみません)、これは人格批判です。しかし、議論以前のところが問題なので、そうせざるを得ません。建設的な議論をするには、態度が重要であることは色々なところで指摘されていると思いますが、SSFSさんの場合はまさにそこが問題になっています。
おまけに主張らしい主張もないので、どうしようもありません。
この人を見ていると、いわゆる「相間さん」、つまり「相対性理論は間違っている」系の人々を思い起こさせます。その手の人の学会発表を目撃したことがありますが、正面から真面目にどこが間違っているかを指摘されても、「そういう細かくてややこしいこと言われてもわかりませんよ」といいながら、延々を自説を展開するのですよね(なので、普通は聴衆は生温かく見守っているだけなのですが、たまに真面目な方が指摘しちゃうんですよね)。
自分がわかっていないことをわかっていない、ということなのでしょうが、その上自分の正しさを信じ込んでしまうと、他人の言うことも聞こうとしないし、どうしょうもないですね。
こういう場合は実生活で信頼できる人(家族とか)が愛情持って接しないとどうしょうもないのでしょうが、なんせドライヤーですからねえ。ああいう性格だったら(実生活でもああなのかはわかりませんが)、「ドライヤー程度で済んでるなら面倒だからほっとけ」となってるんじゃないかと思ったり。
…困った人です。