「宇宙基本法案」通ってしまったけど…
残念ながら、5/21に可決、成立してしまいました。
が、これはあくまでも「基本法」。具体化はこれから。いままでの「平和目的に限る」という限定がなくなった、というのが今の状態なので、今後は平和目的ではない計画をいかにして止めるかというところに焦点が移ります(もちろん、この基本法を修正するという方向も必要だけど)。
もう一度、我が国による宇宙の軍事利用を解禁する「宇宙基本法案」 へのリンクをはっておきます。短時間でこれだけ(現在866件)の署名が集まったことは、今後に向けて貴重な財産となることでしょう(というか、そうしないといけない)。世話人の皆様、お疲れ様でした&ありがとうございました。
さて。
今回法が成立する運びとなったのは、自民・公明は当然だが民主党が賛成に転じたのが大きい。一部ではかなり衝撃だったようだけど(ととにかく「共闘」重視を主張する一部のブログを見るとそうだった。ってサンプル物凄い少ないですが)、所詮民主党は元・自民党、あるいは自民党竹下派を源流とするグループであるわけで、こうなるのはまったく不思議ではない。逆に民主党が大きくなれば日本が良くなると能天気に思えるのが不思議なくらい。
無論、個別法案への賛否について、民主党(だけでなく自民・公明に対してでさえも)に圧力をかけていくのは重要だけれども、それは現時点でそれだけの議席数を持っているから、と言う以上の意味はなく、民主党の議席をこれ以上増やしたところで自民党との馴れ合い(政策的な馴れ合い。大臣のポストとかの権力争いは激しいだろうけど、それは自民党一党支配体制のときでも同じであった)は全く変わらないだろう。むしろ政権交代による国民の不満のガス抜きによって、ますます世の中が悪い方向にズルズルと行くだけのように思える。
個別法案や個別課題について広く共闘するのは重要だろう(憲法9条なんかまさにそうだ)。しかし、無原則な共闘はかえって事態を悪化させる。どういう人を国会に送り込むかはよく考えたほうがいいだろう。自民党の議員が減れば問題が解決するほど物事は単純じゃない。また政権にいなくても世の中を多少なりとも変えることは可能である(ということをこの間の動きは示してきたといえよう。この法案についてじゃないけど)。無論、そういう人々の議席がもっともっと増えればさらに良い方向に変えていけるだろう。
今回の件は残念ではあったが、民主党への幻想を断ち切るという意味ではいい経験だったのではないか。というか、いい経験にして欲しいと思う。
が、これはあくまでも「基本法」。具体化はこれから。いままでの「平和目的に限る」という限定がなくなった、というのが今の状態なので、今後は平和目的ではない計画をいかにして止めるかというところに焦点が移ります(もちろん、この基本法を修正するという方向も必要だけど)。
もう一度、我が国による宇宙の軍事利用を解禁する「宇宙基本法案」 へのリンクをはっておきます。短時間でこれだけ(現在866件)の署名が集まったことは、今後に向けて貴重な財産となることでしょう(というか、そうしないといけない)。世話人の皆様、お疲れ様でした&ありがとうございました。
さて。
今回法が成立する運びとなったのは、自民・公明は当然だが民主党が賛成に転じたのが大きい。一部ではかなり衝撃だったようだけど(ととにかく「共闘」重視を主張する一部のブログを見るとそうだった。ってサンプル物凄い少ないですが)、所詮民主党は元・自民党、あるいは自民党竹下派を源流とするグループであるわけで、こうなるのはまったく不思議ではない。逆に民主党が大きくなれば日本が良くなると能天気に思えるのが不思議なくらい。
無論、個別法案への賛否について、民主党(だけでなく自民・公明に対してでさえも)に圧力をかけていくのは重要だけれども、それは現時点でそれだけの議席数を持っているから、と言う以上の意味はなく、民主党の議席をこれ以上増やしたところで自民党との馴れ合い(政策的な馴れ合い。大臣のポストとかの権力争いは激しいだろうけど、それは自民党一党支配体制のときでも同じであった)は全く変わらないだろう。むしろ政権交代による国民の不満のガス抜きによって、ますます世の中が悪い方向にズルズルと行くだけのように思える。
個別法案や個別課題について広く共闘するのは重要だろう(憲法9条なんかまさにそうだ)。しかし、無原則な共闘はかえって事態を悪化させる。どういう人を国会に送り込むかはよく考えたほうがいいだろう。自民党の議員が減れば問題が解決するほど物事は単純じゃない。また政権にいなくても世の中を多少なりとも変えることは可能である(ということをこの間の動きは示してきたといえよう。この法案についてじゃないけど)。無論、そういう人々の議席がもっともっと増えればさらに良い方向に変えていけるだろう。
今回の件は残念ではあったが、民主党への幻想を断ち切るという意味ではいい経験だったのではないか。というか、いい経験にして欲しいと思う。