江原啓之の書いたこと(2) | ほたるいかの書きつけ

江原啓之の書いたこと(2)

 再び、『日本のオーラ』より。
 「第四章 男のたましいと女のたましい ―男女平等と『因果の法則』」、p.39。病気には三種類あって、「肉体の病」「運命の病」「宿命の病」だそうだ。運命の病は「思い癖の病」とも言うそうで、「その人の現世での考え方、ものの見方からくるもの」だそうである。宿命の病は「先天的に持っているハンディキャップなどで、その人が今生で克服する課題と関わっている病気」だそうです。
 で、次の文章。
 今の時代に増えているのは、二番目の「思い癖の病」です。あくまでもスピリチュアルな視点から見た話なのですが、例えば、眼病は、ものを注意深く見ない現われです。扁桃腺が腫れるのは口を慎んでいない人、耳の病気は人の注意を受け入れていない人、吹き出物が出やすいのは不平不満が多い人です。このように病には意味があります。
だそうだ。さらに、子宮内膜症の原因は、
(前略)しかし、水からの役割をこなしていないことが原因である、つまり運命の病であることが最近は多いと私は見ています。言い換えれば、「母性が足りない」「しっかりと母性を持ちなさい」というシグナルなのです。
だって。またEDや無精子症は父性の欠如の現われなのだそうである。

 …なんとまあ酷い言い草ではないか。

 反証を一つ挙げよう。江原の扁桃腺は腫れてない。:p
 (ロジカルには反証になっていないぞというツッコミはナシの方向で^^;;)

 これら運命やら宿命やらが病の原因であるとする証拠に、例えばそういった病も環境ホルモンのせいだとか言われるが、同じ条件化でもなる人とならない人がいるのは神秘ではないか、と言って、他の原因を無視して勝手な理屈をつけるのだ。

 江原って、こんなこと言ってるんですよ。それでも、「なんかいい」と信じちゃうんですか?