長い夜、どんなに開ける朝を待ち続けたって劇的に昼間になったりしない


ぽつりと朝日が差し込んで段々と明るくなっていくものだ。



ふと前の入院で一月40度の熱が続いた時を思い出した。あの時ほど、何とかなって欲しいと思ったことは無いかもしれない。


めちゃくちゃ辛かった。


ほんと冗談抜きで死ぬんではないかと思った。その位には辛かった。全く希望など見えず、続く激痛と高熱。枕やシーツに処置シートを引いて寝た。すぐに汗でびっしょりになって体が逆に冷えてしまうからだ。


ある時36度台に熱が下がった。


まあそれからまたすぐ高熱に逆戻りだったけど、あれは嬉しかったな。そして、その時を機に私の体はどんどん良くなって行った。


あの経験がなければ今ももどかしみ焦っていたかもしれないと思うと、何がプラスになるかは本当に分からないということだ。


9割9分ダメでも1分希望が差し込んだら好転のチャンス。





あー腹減ったな。パスタが食べたいんだよ、塩で茹でただけのやつだけでもいいからさ(笑)