浦和レッズ期待の星 エスクデロ・セルヒオが昨日のゲーム
対川崎フロンターレ戦で久々に出場した。

前半は、中盤でボールが収まらず川崎の猛攻にさらされるも
後半12分に原口元気のゴールで息を吹き返す。
(個人技&スーパーなゴール)

その後、後半26分に田中達也に交代して登場。
ドリブル・シュートはなかなかのもので、惜しいシュートを1本、
そしてドリブル突破から高崎への良いパスもあり、期待の持てるゲームだった。

ただ、まだボールをもらうための動きが少なく、チームメイトからのパスが集まりにくく、
ゲームから消えやすい傾向にある。
チームのキープレイヤーにまで成長すれば彼の良さが生かされると思うが、
「こいつにパスを出したい」と思わせる動き、信頼感を得ることが課題かな。

対川崎試合結果

エスクデロ・アリエル・セルヒオ(Sergio Ariel Escudero)
生年月日 1988/9/1
身長・体重 172/73
スペイン出身の日本人(帰化済み)
ポジションはフォワード、ウイング、トップ下、オフェンシブハーフ、サイドハーフ。
浦和レッドダイヤモンズ所属、背番号15

浦和レッズでプレーした経験を持つセルヒオ・エスクデロの息子。
2003年より埼玉栄高校サッカー部の監督を務めている。
日本・アルゼンチン・スペインで育ったことから日本語、スペイン語が使え、2011年7月に浦和が獲得したFWランコ・デスポトビッチの仮通訳を務める。
ただ、かつて浦和にワシントンが来る時には、彼が来ることで自分の出番が無くなるかもしれないと移籍を考えたハングリーさを失っていないことを祈る。

16歳より浦和のTopチームに登録され、浦和の天才児と騒がれる。
2005年にドイツで開催された7人制サッカー大会ではMVPを獲得
アルゼンチンのUー15代表候補に選ばれた経験もあり、従兄弟のダミアン・エスクデロといつかワールドカップで対戦しようと固く約束したらしい。
中澤とブラジルのジウベルト・シウバも同じようなことを話していたはず。


スピードに乗ったドリブル突破は、ダンプカー・ハマーと呼ばれる程力強い。
ただ、その素晴らしい突破をゴールやアシストに結び付けるまでには至らない。
スピードがありすぎて肉離れなどになってしまうこともある。

肉が大好きなせいか怪我をしやすく、開花しきれていないのは怪我の多い体質に原因があるのか。
無限の細胞、セル、エスクなど、ドラゴンボールのセル並の活躍をいつかするだろうと「無限の細胞」の異名を持つ。

私は、彼のユニフォームを買った&デビュー時からずっと期待しているので、
年間15ゴール15アシスト、リーグ優勝&MVPが現実になることを夢見ている。

エスクデロゴールシーン


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