次々に新たなスター候補が誕生するアーセナル。
古くはアンリ・ピレス・ビエラ、最近ではセスク・ウィルシャーなどとサッカー界を背負うプレーヤーが、
若手育成に定評あるベンゲルの指導の元に名をあげていく。

2010-11シーズンには、ジャック・ウィルシャーがCMFとしてセスクやナスリ以上にチームに貢献し、
イングランド代表にも選ばれて、今後のイングランドを背負う男として上がってきた。

このウィルシャーとユースでチームメイトだった男がJETことジェイ・エマニュエル・トーマス(Jay EMMANUEL THOMAS)
191cmと恵まれた身長と驚異的なテクニックに視野の広さを兼備し、GK以外の全てのポジションをこなせるというサッカーセンスの塊のような選手。
スウェーデン代表のズラタン・イブラヒモビッチにブラジルのエッセンスを混ぜたようなプレイが特徴

過去二年は、ブラックプール、ドンカスター、カーディフなどにレンタルされプレミアリーグで通用するための経験を積んでいる最中。しなやかなボールタッチが武器とはいえ大型選手だけに成熟するには少し時間がかかるのと、チームの脇役ではなく主役にしてこそ力を発揮するタイプのためレンタルで修業を積んでからアーセナルに復帰してほしい。


2~3年後には、ウィルシャー、JET、ギブス、ラムジー達がアーセナルの黄金時代を築いていることだろう。