福岡久留米の純米酒「独楽蔵 (こまぐら) 」

深い味わいを持つブランデーやウイスキーに共通する旨みを持つ酒

47都道府県の中で新潟・福島・宮城・秋田という東日本の米どころ・酒どころを差し置き大好きな日本酒。


5年間熟成された古酒は、注ぐと透明ではなく少し黄色味がかかった色をしているため、
酒の色が分かるお猪口で味わってもらいたい。
その色は、見るだけで豊かな味わいを想像させ、芳醇な香りが馥郁と辺りに漂う。

そして一口味わうと日本酒の想像を超えた深みのある味わいが舌の上でとろけて、
甘さ・芳醇・香ばしさが一体化して口の中で膨らみ続ける。
初めて飲んだ時には、その衝撃にこれは本当に日本酒なのかと驚いたことをはっきりと覚えている。
ウィスキーやブランデーは古いお酒がおいしいと知っていたが日本酒の古酒を飲んだのは初めての体験で、
飲むのではなく食べてしまいたいくらいの美味な味だった。

さっぱりとした味わいを望む方には合わないかもしれないが、旨い・美味い酒をじっくりと味わいたい方はぜひ試して欲しい逸品。

日本酒は美味しくない。アルコール臭いと、好きではない方も騙されたと思って飲んでみて欲しい。
これまでに飲んだ日本酒は何だったのだと衝撃を受け、
日本酒の幅の広さ・味わい深さに目覚めるかもしれない。

独楽蔵 (こまぐら)

$日本の逸品 和風の美の素晴らしさ