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ばせをのAll My Running !

このところ、ランニング関係のことばかりなので、タイトルを変更しました。
よろしくお願いします。

それ以外のことも書きますが(笑)

撃沈の飛騨高山ウルトラマラソンの疲労も癒え、いよいよ夏場の練習シーズン到来となりました。
今年のテーマは、「トレランの登り克服」と「トレラン練習によるロードのタイム向上(フル3時間45分切り)」です。
と、かっくいーコトを書いてますが、山の中を走るのが楽しいので走ってるだけです。

あー、僕はやっぱり山の子だなあ。
高校時代、ワンダーフォーゲル同好会に加入して山に惚れ込んで以来、山にからむことは何でも好きになってます。タブーと信じて疑わなかった「山で走る」コトにすっかり中毒化。楽しくて仕方がないです。
なので、トレイルを走るという話を聞くと、スケジュールが空いていれば絶対に顔を出します。

ということで、昨日は「名古屋ランニングクラブ(以下、NRC)」の金華山トレランイベントに参加しました。仮入部のまま半年くらいが過ぎてましたが、ようやくの初参加です。メンバーには他のイベントで見知った方々もいて、気楽に参加できました。

JR尾張一宮駅からJR岐阜駅まで走るという「走り足りない人向きオプション」に乗り、11時に参加しました。
10名程度でスタート。曇りですが、気温の上がるやや厳し目のコンディションでしたが、休憩を2度ほど取り、木曽川町~笠松町を経由し、予定の13時にゴールしました。

すでにJR岐阜駅から参加のメンバーが集まっていました。25名ほど。
NRCはかなり大規模な集まりなので、ちょっとしたイベントでもこれほど集まるんですね。すごい。

さて、スタートです。

$ばせをのAll My Running !-神田町通り
神田町通り

35名ほどの団体がお昼に繁華街を走るというのはなかなか壮観ですね。

今回の金華山のコース、オーソドックスなコースではなく、「東坂コース」という南西側の岩戸公園から少し進んだところから登る「ややキツめ」コースでした。
しばらくロードの歩道を東に走り、やがて北上し、岩戸公園へ。

$ばせをのAll My Running !-岩戸公園
岩戸公園

トイレ休憩し、いよいよトレイルです。
地元ということで(仮入部の身分ながら)僕が注意事項の説明をすることに。一般的な注意事項だけを説明しました(雨の翌日なので、滑らないでね、と)。

$ばせをのAll My Running !-いよいよトレイル
いよいよトレイル

金華山は初めてという人が多かったです。そもそもトレイルラン自体が初めてという人もいました。登り坂でイヤにならないといいなあと思っていましたが、木陰を抜ける涼しい風や途中に現れる岩場、そこからの素晴らしい景色を楽しんでもらうことが出来たようです。

$ばせをのAll My Running !
記念撮影

高山以来、ステージを少し上がったのか、登りが少し楽になってきた感じです。
結局、途中からは僕が先頭になって上がり、そこで登っている方を迎えました。
慣れていない方々には結構キツかったと思いますが、皆さん笑顔でハイタッチしてくれました。

$ばせをのAll My Running !-頂上にて
頂上にて

全員で頂上(岐阜城)に上がり、少し休憩して今度は「七曲がりコース」で下りました。
さすがにまったりと歩き、おしゃべりしながら降りて行きました。最初に注意事項を喋ったせいでトレラン・マスターみたいになって、質問攻めでした。幸いこのところ猛烈に仕込んだ知識が役立ちましたけど。

石段が終わるとつづら折りのトレイルです。ここからは遠慮なく走ります。ひゃっほ~い!
…あっという間に下り。

先に降りた方々とおしゃべり。ここでもまたプチ講習会になり、先日に鏑木毅さんのクリニックのときの教えを中心に話をしました。
やがて全員降りてきて、岐阜公園を経て川原町へ。玉井屋でお抹茶ということでしたが、さすがに35人も一気に入れないので女性陣が先に入り、男性陣は外で待機。その間、いろいろと情報交換……トレランレースに早く出たいなあ。
時間が押していたので、僕はここで皆さんと別れてお先に失礼しました。自宅まで7.5kmをジョグでした。ホントはこのあとのお風呂&懇親会に参加したかったですけど。




そして、本日もまた(相変わらず日記、長いなあ)。

本日より、Amino-Value RC の練習も本格的に始まりました。例のごとく家から会場(メモリアルセンター)までジョグ。着いたらすでに練習が始まってました(9:30からじゃなかったの?)。

クラス分けされていたようですが、昨日の今日なので、ハードな組は避けたいなあと思ってたら、ちょうど「キロ5分で10km」組に入れました。
長良川競技場周回1kmを10周でした。大塚製薬の新入社員で日大陸上競技部OBの方がペーサーで頑張っていただけました。

5kmまではいい感じでしたが、喉が渇いて給水。皆と別れたらいきなりモチベーション低下。あとはキロ6分で周回ごとに休みながら10周ノルマ達成。うーん、昨日の疲労があるなあ。

その後は講義があり、練習会は終了。
去年も思ったけど、部活みたいでなんか楽しい。今年も頑張るぞ、うん。

バテてはいたけど、鍛えねば! ということで皆と別れて金華山に向かおうとしたら、今年からRCに加入したメンバーの数名が金華山に登るとのことで、一緒に登ることになりました。
先導者となり、またプチ講習会の様相。

$ばせをのAll My Running !-スタート前
スタート前

日差しが強く、登山口までのアプローチはかなり暑かったですが、登山口(「七曲がりコース」)に入るとひんやり。夏のトレーニングはトレイルに限りますね。
メンバーはまだまだ元気があり、一斉に駆け上がる人も。僕はすでにバテバテでした。てくてく上がります。目指せ、マルコ・オルモ(笑)。

そして、石段からはもう駄目。ベタ歩きでした。トレーニングにならない。でも、頑張る。

全員で頂上へ。
$ばせをのAll My Running !-頂上
お疲れさまでした。

中央ですわって余裕こいてますが、結構バテてます。

さて下りも「七曲がりコース」せっかくなので、ここは走ります。これまでのランで結構腹筋を酷使しているので、なかなかスピードを出せない。でも、頑張って、石段そしてトレイルを走り抜けました。
終わって昨日と同じ場所でトレラン話を一くさり。

全員そろって、トレラン講習会おしまい。女性らとお喋りしながら岐阜公園まで歩きながら戻ります。
入り口で駐車場に行く他のメンバーと別れました。お疲れさまでした。
二日続けての金華山トレランは楽しかったですが、かなりバテました。おかげでそこからの帰りは死の彷徨でした(そこまでではないか)。

おしまい。
上高地に向けてではなく、高山市街方面に向けて国道158号線を走ります。あと2~3kmで第3関門である「丹生川(にゅうかわ)支所」に到着します。

とにかく、一度休憩しないと脚が動かなくなってしまうのでは、とかなり厳しい状態でした。ゆっくりではありますが、確実に脚を進めていきました。そして、スタートから7時間になる正午に関門に到着しました。

$ばせをの一言一苦-第3関門 トマトシャーベット
トマトシャーベット

ここでもいろいろな給食が出ています。
しかし、食欲がなくてバナナを一切れ、小さなおむすびを一個取っただけでした。焼きそばも食べられたのですが、見るのも嫌という感じでした。

でも、トマトシャーベットは食べても良かったかな、と。随分人が並んでいたので画像だけ撮って諦めました。

さて、ここまで54.6kmを制限時間の半分の7時間で走りました。
残りは45.4km、距離は半分切っているが、時間は半分残っている。前半のようなキツい坂はもうないが、体力の消耗は激しい。
イコール、差し引きゼロ…という計算をしながら、着替えを行なうために建物へ。
『とにかく、復活だ』と意を決しました。

またまた岩本能史さんの本からですが、「復活」の可能性を捨ててはなりません。
もう駄目だと思っても、補給と休憩でウソのようによみがえることもあるようです。僕もトレーニングや富士五湖で少し感じました。
なので、ここで着替えれば少しは変わると考えていました。

デポの荷物を受け取り、ホールの席で着替え。椅子のある場所は楽ですね。
よくある「広場にテントはってシート敷いて終わり」という更衣室では長距離を走り抜いた身体にはキツいです。
シューズも替えました。チップを付け替えるのは少し面倒でしたがやらないわけにはいきません。

Tシャツを替え、ソックスを替えました。
右脚の小指はマメができているはずだと思いましたが、外側のテーピングは取れておらず、マメも見つかりません。シューズとのすれの痛みだけだと決めたのですが、あとで見たら小指の薬指側に出来ていました。

サプリやゼリーをパックに詰め、一部をここで摂る。
ゼリーはともかく、アミノ酸の顆粒にはうんざりしました(アミノ・バイタル)。フルくらいの距離ならともかく、ウルトラとなると僕の口には合わないです。まずくて受け付けません。

しかし、「給食は無理/アミノ酸の顆粒も無理」となると、栄養補給はかなり厳しくなります。
ゼリーを買っておいて良かった。しかし、これだけでは完走のためのエネルギー獲得は困難となってしまいました。

着替えをし、軽くストレッチをして再びスタートです。
が、脚が固まってしまってました。そろそろ歩くように走り始めましたが、なかなかスピードが上がりません。

『どこまで行けるか』この時点で、制限時間との戦いを覚悟しました。
少し平地を走り、いよいよ「周回コース」に入っていきます。
第1回目に走った方から「うんざりするイヤなコース」との評価がある周回コース。距離28.1km標高差300m。すでに走って来たピークからすると、全然なだらかなのですが、レース中盤の一番苦しい状態からすると、実に厳しいコースです。
登り坂は緩やかですが、やはり登りは登り、もう走れません。早足で歩くばかりです。

そうこうするうちに、私設エイドステーションがありました。
意外にも知人たちが準備してくれていました。氷をいただき、首筋を冷やします。
「暑いですか?」
「暑さはそれほど気にならなかったけど、やはりアップダウンがキツい」
と答え、再びコースへ。



とにかく、登りは走れなくなっていました。でも、早足だけは怠らず、そして立ち止まることなく進み続けました。走るのは下りだけ。でも、このコースは緩やかながらも登りばかり。もうイヤになるほどです。
エイドでストレッチをしますが、やはり状態は変わらず。時間は刻々と過ぎて行きますが、距離は遅々として進まず。

この頃、考えていたのは『どうやったら復活するのだろう?』ということ。
エイドで1~2分休んだくらいでは回復しません。もちろん、補給も進まず。
『思い切って30分くらいコースで座り込んだらどうだろう?』
と、思っていました。でも、その結果、筋肉が固まって動けなくなるという恐怖があり、どうしても出来ませんでした。

結局は休まなくても脚が止まってしまってましたので、やってみる価値があったかもしれませんが、やはり、無理だったように感じますが、どうでしょうか?

『あとどのくらいで下り?』
高低表と地図を見比べて、『もう少し』『あとわずか』と思うのですが、カーブを曲がった先にはやはり登りが。恵比須之湯という温泉を越えれば下りだとも思ったのですが、まだ登り。
この辺りでDNFやむなしという気持ちにもなってきました。

ちょっと下りになり、『70km過ぎたかな』と思っていた頃、距離表示が出てきました。

「65km」

これを見た時、ついに心が折れました。

それでも、『もう少し粘ろう』と考え、68.4kmのエイドを過ぎて下りを走り出したのですが、脚が出なくなってしまいました。立っているのが精一杯。ガードレールのワイヤをつかんで屈伸もしましたが、結局駄目。

『DNF…どう言い訳しようか』
と、変なプライドが出てきました。しかし、プライドのために走っているような自分がすぐにバカらしくなり、やってきた回収車の運転手に向けて両手をクロスさせました。

車が停車しました。ついに、DNF。

扉が開きましたが、助手席に上がれないほどでした。
「乗れるかな?」「よくがんばったよー」「もういいからね」「立派だ」「偉い偉い」「うんうん、すごかったよ!」…
運転手の方が何度も励ましてくれ、ナンバーカードを回収されました。
『これがリタイヤした人への対処法なんだなあ』と変に納得。

すでに他のDNF選手も乗ってました。DNFした直後の人たちってどんだけ暗いのかな、と思ったけど、意外とさばさばして冗談とか言い合ってました。

回収車で第4(=3)関門の丹生川支所で下ろされ、フィニッシュ地点まで行くシャトルバス乗り場へ案内される。

ばせをの一言一苦-リタイヤバス
フィニッシュまではこのバスで送ってもらう

固まった脚の筋肉に往生しながらバスに乗り込み、フィニッシュ地点へ。
バスの中でDNFについていろいろと検証し、結論として悔いはないことに気づく。しかし、フィニッシュ地点でゴールを目指す選手や応援する人の姿を見ると、寂しい気持ちになりました。
『先に帰りたいな』とふと思いましたが、『仲間の応援をしなきゃ!』と気持ちを切り替える。

その後、初めて無料マッサージを受ける。マラソン会場にはいつもあるのでよく知っているのですが、受けたのは初めてでした。
こちらではプロの施術師の方がボランティアでやってられました(他ではマッサージの専門学校の生徒がやっていたりしますね)。
オイルマッサージということで念入りにやっていただけました。
おかげで相当苦労しなければ歩けなかったのが、「やや痛い」程度で歩けるようになりました。マッサージってすごいですね。

その後、着替え、エイドで豚汁とバナナをいただく。
ようやくこの頃から少しずつ食欲が戻ってきました。このあと、2時間半くらい仲間をまっていたのですが、段々お腹がすいてきて、結局バナナは5本くらい食べました。
まったくもー、やれやれ。

ばせをの一言一苦-フィニッシュゲート
フィニッシュゲート

仲間のゴールインを待ちます。どんどんフィニッシュしていきます。
5月の高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソンのときにも味わったのですが、やはり選手のゴールシーンは素晴らしいですね。感動します。
しばらく見るうちに、DNFの悔しさは全て吹っ飛び、フィニッシュする選手一人ひとりに僕も拍手を送っていました。

やがて、仲間たちもフィニッシュしていき、制限時間10分前に最後の知人もフィニッシュして応援も終了しました。

全員勢揃いして、シャトルバスで高山市役所前のホテル駐車場に戻り、またM氏の運転で岐阜まで戻ってきました(眠い中、ありがとうございました!)。


さてさて、課題が見つかった、実りある大会でした。
体力がなくてDNFとなりましたが、そもそもは食べられなかったということによるものでした。つまりは準備不足ですが、体力もそうですが、「いかに食べられるようにするか」という戦術がなかったわけですね。

マラソンは、体力のみならず、体力・精神力・知力の総合的なマネジメント力の競技であることを実感しました。だから面白いと感じます。

「スタートラインに立つことに意味がある」
と仲間に言われましたが、強く強くそれを感じています。また頑張ります。

皆さんありがとうございました。

おしまい

【おまけ】

45km辺りで撮ってもらった画像です。かなりな空元気です(笑)。
ばせをの一言一苦-そろそろしんどい
3時になって市役所を見ると、もうランナーたちが集まってきていました。
「まだ早いやろ~」
と仲間が言います。確かに、少し肌寒いし、スタートまでに2時間近くもあります。でも、はやる気持ちは抑えられないですよね。良く分かります。

さて、我々も準備です。
着替えの前に、いつものテーピング。京都でのトレランクリニックとほぼ同じ手当。足底筋膜、アキレス腱、アーチ補強、小指と拇指の側面(擦れ防止)、左腸脛靭帯(膝横から腰までの一本貼り)、腰回り&乳首。

ついでに肛●にはワセリンを。ウルトラランナー岩本能史さんの教えに基づき、やっておきました。結果を言うと、それぞれ効果はありましたが、足首に補強が必要だったかもしれません。トレランクリニック以前からやや腫れている感じもありましたので。マメ防止も考えねば。右脚小指の内側に大きなものが出来ていました。

このところ、足裏や側面の痛みが出やすくなっています。
シューズのサイズや形状が合っていないのか、紐の結びが弱いのか。一度専門家に診てもらった方がいいかもしれない。

準備を整え、朝食。昨日買ってきてもらった巻寿司やら何やらを食べます。
さて、今回は70km10時間でDNFとなりました。理由は脚が動かなくなったためです(細かく言うと、足裏の痛みとか、やや熱中症っぽくなっていたこともありますが)。脚が動かなくなる理由のひとつに「ハンガーノック」という症状があります。簡単に言えば、食べないことで必要な栄養の補給が出来ないため、力が発揮できなくなることですね。

今回は(今回もと言うべきか)エイドでの補給が上手く出来ませんでした。いろいろと準備いただいた給食に対して食欲がわきませんでした。だから、一口くらいは食べたものもありますが、あとはほとんど手つかずでした。

『サプリや栄養ゼリーがあるから』と多寡をくくっていたせいもあるし、『食べ過ぎると横っ腹が痛くなって走れなくなるから』という切実な理由もあります。でもやっぱり、『食べたくなかった』というのが大きな理由でしょうね。

やはり岩本能史さんの本にも、食べられる胃を作っておくこと、と書かれていました。そのために、教えの通り数日前から胃腸薬も服用していました。しかし、最後の最後、この朝食の時、ちょっと無理して食べ過ぎた感がありました。歳のせいか、少し食べ過ぎると、直後に一時的ですが、お腹を壊します。
実は、この日もこのあと、腹痛の症状が出てきたのでした…

ともかく、準備を整え、チェックアウトし、会場に繰り出しました。デポ用の荷物を預け(富士五湖で経験済みなのですっかり慣れっこに)、スタート前に知り合いとエールの交換です。

ばせをの一言一苦-高山市役所に集合
徐々にひとが集まります。

今回の僕の装備は、いつもに加えてTNF(THE NORTH FACE)のバックパックにplatypusの1リットルのハイドレ(OS-1)を積んでいます。それから娘から借りたスマホ充電器も。

Tシャツの下は買ったばかりのファイトレックのフラッドラッシュスーパーメッシュを着込んでいます。その売り文句の通り、汗でベタベタになることはなかったです。

シューズはいつものBOSTON3(マメができるし痛くなるし…替えた方がいいのか)、ただしデポでは大きめのシューズに履き替える予定です。

それから今回は、途中辛くなったら音楽を聴こうとイヤホンも積みました。

画像の通り、今回のレースでは初めてメガネをかけて走ることに。いつもはコンタクトレンズなのですが、前夜にコンタクトレンズを洗浄していたら、左目の方が避けてしまったのです。どうも、傷がついていたようです(ここ数日気になっていたのはそのせいか)。

2週間ごとに取り替える製品なので作りも薄く、これまで何度も裂いています。まさかここでなるとは…年のため代わりを持ってきておけば良かったと後悔しました。
でも、メガネは持ってきていたので助かりました。


ばせをの一言一苦-スタート前
記念撮影

応援に来ていた方(T夫妻!ありがとうございます)と記念撮影したり、ネット上でしか知らない方々と挨拶です。レース前の緊張がほぐれ、ちょっと癒されるひとときです。

やがて日がどんどん昇っていき、明るくなっていきます。空は雲に覆われていますが、やがて晴れるはず。気温は思いのほか、寒くない。だから、昼間はものすごく暑くなるんだろうなあと、懸念したり。

4時45分になり、100kmの部のウェーブスタート、前半の組が出発。そして、5時になり、我々の組もスタートとなりました。
お腹の具合が気になりますが、走れば汗が吹き出るので、お腹が治るということも経験済みなので、それほど心配していません。以前よりウィークポイントとなっている左ハムストリングスと臀部の辺りの引き連れ感もそれほど気にならず。
ゆったりとした足取りで高山の市街を走り始めました。

歴史的な古い町並みを抜け(この手前でレーンの幅が急に狭くなります)、突き当たりを左折すると、登り坂。やがてすぐに下り、田園風景が広がります。そこを少しずつ爪先上がりで登っていきます。10kmで100mくらいの1%程度の勾配です。この程度がずっとならいいのにと思いますが、甘いですね。

いくつものピークを目指します。まず最初は、美女高原キャンプ場です。スタート会場がすでに標高550mくらいなので、標高900mくらいのこのキャンプ場まで350mくらい登ります。木々に囲まれた舗装路を登っていく感じはいびがわマラソンと似ています。

ここまで、タイミング的には早かったかもしれませんが、キツい登りは歩いています。エネルギー温存です。
また、キロ7分~7分半で走ろうと思っていたところ、5km辺りで6分半。時計を見ながら、
「速いな」
とつぶやいたら、隣で走っている若い男性が
「速いですか?」
と返してきました。

地元高山市(旧国府町)在住の男性でした。ここから、美女高原のエイドまで一緒に走っていただきました。
フルを数回走っているけれど、ウルトラは初めてと言う彼。地元なので、練習でこの辺りのコースはよく走っているとのことで、いろいろと教えてくれます。
「『美女高原まで3km』の標識、次の『2km』がなくて『1km』になるんですよね」

初めてのコースでは、試走をするかしないかで記録が変わると思っています。コースの予測が出来、気持ちにゆとりができるからです。

でも、高山までましてや100kmの試走はそんなに簡単には出来ません。そういう場合は、経験者に一緒に走ってもらうと同じような効果が得られます。だから、レース初期のこの方の伴走(?)には助かりました。ちなみに、この方、ちゃんと完走されました。

$ばせをの一言一苦-トマトリンゴジュース
りんご&トマトジュース

やがて、14.3km美女高原を登り詰め、3番目のエイドに着きました。
トイレに行き(小さい方)、エイドの「りんご&トマトジュース」をいただく。説明会の時にもPRしていた地元の産品を使った新しい商品だそうです。
トマトの味のするリンゴジュースでした(そのままやん)。

ところで、ここまでの登りでお腹の具合が悪くなっていました。『出すものは出すか』とも思いましたが、いろいろと理由もあったので、我慢し、発汗作用が高くなることで治まる方を待ちました(こういう方法が医学的にいいのかどうか分かりませんが、長年の経験です)。
結局は、治まっていき、最後まで出さなくてすみました…しかし、この状態がそもそもハンガーノックを引き起こす要因だった気もします。
ともかくも、大事に至らず、エイドを過ぎました。

登れば下ります。
飛騨の山並を右手に見ながらどんどん降りて行きます。
レース開始後2時間15分経過の7時15分、4番目のエイドであり、第1関門である「道の駅ひだ朝日村」に到着です。

$ばせをの一言一苦-第1関門道の駅ひだ朝日村
道の駅ひだ朝日村

今回の100kmコース、エイドステーションは16カ所あります(スタートとフィニッシュ除く)。エイドはその間隔や場所によって内容が異なります。山の上の方だと水と梅干しだけとかだったりしますが、ここは関門でもあり、また20km程度経過ということもあり、最も充実したエイドのひとつです(あとは飛騨高山スキー場、丹生川支所)。

名産の「よもぎうどん」をいただく。

ばせをの一言一苦-よもぎうどん
よもぎうどん

しかし、これ以外はバナナを一切れだけで、あとは手を付けることが出来ませんでした。

今回はサプリと栄養ゼリーをかなり豊富に仕込んでいました。
UTMFのランナーの準備も参考にしながら、VESPAやPOWER BARといった舶来ものを持ってきました。だから、いつも以上に力を発揮できると考えていました。

それが悪影響を及ぼしたのか、『食べられなくてもなんとかなるな』と決めてかかっていました。
もちろん、食べると「横っ腹が痛くなって走れない」ということもあるからです。

これはハーフのレースで経験したことなのですが、よく考えると、今回はウルトラ。速度はハーフより余程遅いわけです。ゆっくり走るのだから横っ腹が痛くならない、なったとしてもひどく影響しないはずだったのです。
ちょっと目論みがかみ合っていない感じでした。食べられるだけ食べておいて、焦らず走れば良かったのですね。

なので、あまり時間も取られず、スタートです。
大型エイドの周辺では、早朝だというのにたくさんの応援の方がいます。
もっと前、5時台にも、ご年配の方々が道まで椅子を出してきて手を振ってくれたりしました。嬉しかったです。
ご年配の方は「ご苦労様です」と声をかけてくれます、「頑張れー」ではなくて。
なにか重要な使命を担ったことを行なっているような気がします。とても心がこもっている気がします。いや、「がんばれー」でも嬉しいのですが。

ばせをの一言一苦-遠くに乗鞍岳
遠くに乗鞍岳

ここから最難関である最高地点の「飛騨高山スキー場」まで登りが続きます。

徐々に登っていき、6番目のエイドである27.2km「カクレハキャンプ場」到着。
脚に来始めました。が、ここ旧高根村の名産「火畑そば五割乾麺」だけいただく。麺類はもっとお替わりしても良かったかなあ。ここでもこれ一杯で終わりました。

ばせをの一言一苦-そば

ばせをの一言一苦-高根のそば

「ここから10km、ずっと登りです」
励ましだか脅しだか分からない応援をいただき、少しきつくなった登り坂へ…とても走れなくなり、ついにベタ歩きとなりました。

『マラソンなんだから、ゆっくりでも走らなきゃ』
『ここで無理したら、あとで保たないぞ』

二つの気持ちが交差。妥協として、早歩きで進みました(以後、登りはずっとつぶれるまで早歩きでした)。
山がちのコースのあるウルトラマラソンでは仕方がないのだけど、ほとんどの選手が歩かざるを得ないコースってちょっと疑問です。でも、そこを克服することにコースの意味があったりします。

ばせをの一言一苦-駄吉林道のダート
ダート

やがて登りが終わり、コース上唯一舗装されていない部分が出てきました。駄吉林道峠です。
『脚が疲れているところでダートかよ』
と思いましたが、ふと、『トレイルじゃんか』と気づき、いきなり元気に。脚のマッサージだと考えて、スピードを上げてがしがし走ります。用心して走るランナーを随分追い抜きました。やがて、脚の痛みが少し軽くなってきました。多少は効果ありです。
でもそうそうにコースは終わりました。やれやれ。

ばせをの一言一苦-飛騨高山スキー場
飛騨高山スキー場

結局、キロ7分強で来ていた速度もここで一気に落ちてしまい、36.9km4時間45分で最高地点の第2関門「飛騨高山スキー場(1,345m)」に到着しました。
目の前に小ぶりなスキー場が見えます。空は快晴。10時前の太陽がきらめいています。が、そんなに暑く感じません。高い場所にいるせいなのか、完走しているせいなのか。

ここで初めて水をかぶりました。両腿、そして後頭部です。
ウルトラマラソン川柳を投句し、再スタートです。

この時点で、かなり脚が疲れていました。
でも、『ここからは得意の下りだ』と気持ちを切り替えて、焦らずスピードを上げていきます。
無理している感はなく、どんどん走り抜けます。先日の京都でのトレランクリニックで鏑木毅さんが言われたように、軽いへっぴり腰で力を抜いて走る。軽く走れました。

しかし、長い下り。ときには止まって脚を休めないと保ちません。
下ったり、休んだり。やはりかなり疲れてきました。途中の「42.1975km」の表示も越え、とにかく、次のエイドまで早く着きたいとばかり考えていました。

その次のエイドである岩滝公民館(46.8km)に到着。
ここでも水をかぶり、「桜クッキー(桜の香りがします)」を一枚だけ食べました。この辺では全然食欲はなく、これで精一杯でした。
股関節を広げたり、屈伸運動も行ない、再び走り出します。ここから先はずっとこんな感じなんだろうなあとうんざりしていました。

5つのピークのうち、次は50km付近の3番目のソレを目指します。また山に入っていきます。

正直言って、この辺りで『完走は無理かも』という、レース経験以来初めての弱音がふっと頭に浮かんでいました。まだそれはたんなるネガティブ思考でしかない、と感じていましたが、そういう思いを浮かべること自体、初めてだったので少し驚いていました。
岩本さんの言う『脳が発するウソの信号』だったのかもしれません。

ともかく、痛みをこらえながら、どんどん走り、50kmの計測場所も越え、やがて下りとなりました。
この辺り、余り記憶がないです。ともかく、早く第3関門の丹生川(にゅうかわ)支所までたどり着きたいとばかり考えていました。

やがて、山を完全に下り切って郊外の風景になり、中心街の風景と変わりました。
国道158号線に入り、景色に記憶があるようになりました。この道は、高山と平湯に向かう道、つまり上高地に入るための道なのでした。
『去年、奥穂高に行った時に走った道だ!』
と少し嬉しくなりました。

もう少しで丹生川支所です。

(つづく)



【追記】

ばせをの一言一苦-自然

この奥の雪を冠った山の名前が分かりません(御岳かも)。
飛騨高山スキー場を下った時に見た景色だと思います。
この景色を見た瞬間、涙が出て止まらなかった。

あまりにも自然が美しすぎました。

我々人間は自然の中で活かされているという気持ちが心の底から湧き上がってきました。
ある種の極限体験だった気がします。
マラソンをしているとこういう経験が出来る。このために走っているような気もします。
6月9日(日)、かねてよりエントリーしていた「第2回飛騨高山ウルトラマラソン」に参加すべく、仲間たちと前日の8日より岐阜県高山市に向かいました。先に書いちゃいますが、レースは残念ながらDNF(途中リタイヤ)となりましたが、やはりレースの旅は楽しいものですね。

ということで、まずは前日の記録です。


Amino-Value Running Club in 岐阜の仲間であるM氏が車を出してくれたので、同じくRCのSさんと岐阜走ろう会のYさんとの4人旅となりました。
4人で行きましたが、地元の大会でもあり、現地に行けばわんさか知った仲間と会いましたが、それはまたあとのお話。

天気予報通り、ピーカン照りの東海北陸縦貫道を走り、お昼過ぎに高山市役所前のホテルに到着しました。高山市役所はレースのスタート地点。だから絶好の場所と言えます。また、今回のホテルは、当地に住んでいる同じくRCの仲間だった女性にて交渉をしていただき、格安で泊まることが出来ました。
持つべきものはラン友ですね。

$ばせをの一言一苦-天気予報
天気予報(6月8日の情報)


さて、車を駐車し、街に出てとりあえず昼食(高山ラーメン)を食べ、レース受付に向かいました。お天気の中、観光客(半分は明日の参加者?)もそぞろ歩きしています。


$ばせをの一言一苦-スタート地点の市役所
ホテルの目の前が市役所

レース受付はJR高山駅の西側にある高山市民文化会館で行なわれてます。

$ばせをの一言一苦-市民文化会館ホールの一位一刀彫レリーフ
受付

玄関ホールに受付が設置されています。見上げると、当地の民芸品である一位一刀彫による大きな連獅子のレリーフが飾っています。
昨年の第1回大会では1000名ほどのエントリーでしたが、今年は2000名弱とほぼ倍に増えています。こんなタフなレース、しかも地理的になかなかやってくることが出来ない場所での開催だというのに倍増、ブームとはいえ恐ろしい(人のことは言えない)。

ナンバーごとに受付ブースが決まっています。
僕の場所は女子高校生の受付でした。

$ばせをの一言一苦-受付の女子高校生
受付のお嬢さんがた

受付を終えて、「写真撮るよ!」と言ったら、こんな笑顔とポーズを向けてくれました。

$ばせをの一言一苦-飛騨牛くんと
飛騨牛くん

その後は、14時から始まる説明会に参加です。玄関からすぐのホールで実施されました。
メインはコース紹介です。

$ばせをの一言一苦-高山市民文化会館での説明会
説明会

高山市長やコース企画の坂本雄二さんの挨拶のあと、スライドを使用してコースの紹介がありました。

とにかく、初めてのコースなので、興味はありましたが、100kmという長丁場、見ていてもなかなか頭には入りませんが、大変な登り坂についての位置的なものは理解できました。
なお、第1回目で有名となった千光寺の長い石段は工事中とのことで今回の通過はなくなりました。

しかし、いくつものピークを越えねばならないかなりタフなコースであることが高低表で見て取れました。

 美女高原、カクレハキャンプ場~飛騨高山スキー場、50km手前、周回コース半ば、千光寺

山は嫌いじゃないので(登りはそう得意ではないけど、下りは大好き)、おそらく、前半突っ込まず、「制限時間(13時間)内完走」だけを考えて走れば何とかなると考えていました。

$ばせをの一言一苦-応援メッセージ
受付でもらった応援メッセージ

$ばせをの一言一苦-ポスター
大会ポスター

説明会後、ショップをひやかし、会場をあとにしました。
観光がてら、街を散策です。

$ばせをの一言一苦-黄色のクリンソウ
黄色いクリンソウ

いま、高山市郊外の某所ではクリンソウが花盛りだとニュースや新聞で知っていたのですが、商店街で黄色いクリンソウがありました。初めて見たので撮影。

$ばせをの一言一苦-日枝神社前交差点
高山陣屋そばの交差点

$ばせをの一言一苦-上三之町 2
上三之町

$ばせをの一言一苦-上三之町
同じく上三之町

高山市中央部の歴史的建造物群である古い町並みは観光客がたくさん往来しています。中国系の観光客が多かったですね。
いくつか店をひやかしてきました(試食をいただいたり、五平餅やみたらし団子を買う)。

今夜は早く寝ないと行けないということで、早々にホテルに戻り、チェックイン。
和室6人部屋です。今回の仲間の一人は別の宿に泊まるので、残りの3人が宿泊。それから別行動の3名が一緒に泊まることに。この3名はMさんやYさんのラン友。

明日の準備。
ナンバーカードをTシャツにつけたり、デポ用のセットを作って袋に詰めたり。真面目にやると1時間くらいあっという間にかかってしまいます。ついでに言うと、テーピングの準備も必要。これは前夜に作っておきました。

夕方、買い物に出かけたMさんが、別で一杯引っ掛けていた3名とともにホテルへ。
我々の食事(弁当など)を持って帰ってくれました。
「明日の朝のおにぎりがコンビニになくて」
レースのスタートが5時前後。なので、ホテルの朝食は間に合いっこないということで、みんな、コンビニ等でおにぎりを買っているようです。高山市街のコンビニからおにぎりが消滅したようです。

6人で軽く宴会。
その後、ホテルの温泉に入り、21時過ぎに就寝となりました。

…が、やはりオヤジたちが6人も一緒に寝ると、いろいろと安眠できません。結局、23時から0時までは眠れず。その後もうとうとしつつ起床時刻の3時を迎えてしまいました(大方の場合、そうは言うものの、実際はそこそこ眠っているはず)。

眠れない1時間、明日のレース中に出す川柳をこしらえていました。

  空梅雨じゃないのもう夏飛騨高山

  株の値と高山ウルトラ乱高下

  山路来て相当暑し飛騨高山

  ウルトラを完走するみな△

  歴史的町並み満たす人の波

  全コンビニおにぎり完売前夜かな


前回(チャレンジ富士五湖ウルトラ)はお上品にまとめましたが、今回はおちゃらけてみました。こういう方が取ら(選ば)れやすいようです。

てなことで、3時になり、起床です。
夜明け前の市役所。雨はなく、スタート会場の設営が始まっていました。


(続く)
昨日は、ゼビオスポーツさん(というか、Running United)主催の「トレイルランニングクリニック(in京都)」に参加してきました。
岐阜市在住の僕がなぜに京都まで脚を運んだかというと、日本屈指のプロトレイルランナーである鏑木毅さんによるクリニックだったからです!

FUNRUN758の仲間よりfacebookで教えてもらい(Kさん超感謝してます!)、ダメ元で速攻参加申し込みしたら、なんと受付されました。ということで他にも数名が参加してました。25名定員のところ(実際は30名近くいたかも)、7~8名がFR758関係者でした。
「一番の申し込みは愛知県の方でした」と受付の際に言われました(Kさんですね)。

ということで、朝6:12発の普通電車で東海道線を乗り換えながら京都まで約2時間弱かけて向かいました。米原駅でKさんと合流、京都駅で名古屋ランニングジャーナル編集長と合流。

3人で集合場所の地下鉄烏丸線国際会館駅まで行きます。
駅近くのLAWSONで食料や水の調達。ここから比叡山が見えます。

$ばせをの一言一苦-比叡山を臨む
比叡山(西面)

比叡山は848.3m、京都市の東に位置する山脈の高峰です。山頂から西が京都市街、東が琵琶湖が臨めます。琵琶湖側に延暦寺(天台宗総本山)があります。
まずはここを攻めるわけですね。

$ばせをの一言一苦-集合場所
集合場所(横に鏑木さん)

9時過ぎに集合場所へ。
ゼビオスポーツさんによる準備ができていました。FR758関係者と挨拶。他の参加者も仲間で参加していたりしてました。
受付を済ませたあと、「モニター使用できますよ」ということで、ちょっと小さくて困っていたバックパックだったのですが、10リットルの大きなものを借りて走ることに(ラッキーでした)。

そしていよいよ、クリニック開始、鏑木さんのご登場です。

$ばせをの一言一苦-鏑木毅さん
鏑木さん

「立ってるのもなんですから…」と、座れる場所に移動してくれました。実は、鏑木さんって話が好きなようで、話が随分長いのです。と言ってつまらない話や同じことをグダグダ話すのではなく、内容が豊富でそれを伝えてくて仕方がないという感じです。ご本人も「長くなってごめんなさい」と何度も言われてました。

青空トレラン講義の始まり。

マナーを守ることの重要性、トレランでもショートやミドルと比べてロングは別物。長い次官走っても保つ身体作りが必要(マルコ・オルモ選手の話。スタミナのリミッターはない)。会社での仕事中も1時間ごとにストレッチや筋トレをするといい。「5分間オールアウト走」。ウィークデーは高強度トレ(坂ダッシュ、階段)、ウィークエンドはロング走、と使い分け。

ところで、鏑木さんは前日京都入りして、京都1周トレイルを6時間で1周されたそうです。
UTMFが終わって、ようやく自分だけの時間が取れるようになり、トレーニング開始されたそうです(来月アメリカで100マイルレースがあるそう)。1周は70kmです…すごいですねえ。

鏑木さんの声は以前テレビで聞いたことがあり、「ソフトで優しい語り口の方だなあ」という印象を持ってました。この日の話も同じで、というよりもっと優しげな感じでした。途中、しれっとギャグを飛ばしたりしてました。嫌みのないいい感じの人ですね。
「日本屈指のトレイルランナー」と言う肩書きがなければ、「笑顔の似合う、気のいいお兄ちゃん」です。

その後、班分け。速い組、普通、遅い組に分かれました。
僕は来週の「飛騨高山ウルトラマラソン」が控えていることもあり、遅い組(8名)に入りました(普通組と遅い組でウェーブスタートしているだけという感じがしなくもなかったですが)。
この組では大阪城公園を走っているチームの人たちとコミュニケーションを取ることができました。

まずは宝ケ池公園から市街地を抜けて比叡山登山口まで。受付で休憩場所や想定時刻の載ったコースマップをもらいましたが、いろいろなところで記念撮影があります。それにずっとVTRでの撮影もあります。営業用で使われるみたいですね。

あとの話ですが、記念撮影の時はいろいろなカメラ(やスマホ)で撮ってもらったのですが、鏑木さんのカメラでも撮影されました。「こっちは鏑木さんのカメラです」と言われると突然笑顔になったり(笑)。

さて、スタート。まずはジョグで登山口まで。鏑木さんも混ざってます。一緒に走るなんて夢のようです!
宝ケ池の市街地を抜けるとき、川原に鹿の親子が走ってました。この時点でみんなのテンションアップです。

$ばせをの一言一苦-檜林
間引きがあまりされていない檜林

修学院離宮の周辺を抜け、比叡山の登山口へ。檜林ではホトトギスが鳴いていました。間近で聞けるなんて自然が溢れています。

登りの途中で鏑木さんによる登りの走り方教室が行なわれました。広いところに集まり、鏑木さんの実地を見ながら勉強です。

登りをいかに楽に走り切るか。がに股で走らない、一本のラインの上を通過するように走る。前腿の筋肉を使わず、ハムストリングスやお尻の筋肉を使う。

僕も足の置き方について質問しました。踵は置かずにフォアステップで、という話でした。

そしてまたスタートです。

京都のトレイルは一部を除いて、ほぼきちんと整地されていてかなり走りやすかったです。トレイル=登山道、という印象もあったのですが、ここは手入れも良くて走り易かったです。京都はちょっと遠いですが、電車で片道2時間弱でJR料金が1890円、となんとか我慢できるレベルなので、これから走りに来ようかなあと思いました(仲間と車でくればもっと速くて安いですね)。

頂上手前で、景色のいいところに着き、小休憩です。
ここでは鏑木さんとの写真タイム。参加者みんなが順番に鏑木さんと撮影。
僕もFR758メンバーと撮影させていただきました。撮影慣れされていて、ポーズや笑顔がいいですね。

今回の参加料金はたったの2000円、本当にコストパフォーマンスのいいイベントです。クリニック、写真撮影、最後のサイン会、ゴールのエイド、パックやシューズの無料レンタル、なにより鏑木さんと7時間半も一緒…うひゃー。

さてさて、約2時間弱、6km強を走り、比叡山頂上付近に到着しました。

$ばせをの一言一苦-比叡山頂上駐車場
比叡山頂上駐車場

ここで軽食を摂ります。比叡山は伊吹山のように頂上近くまで道路がついているのです。ここには広めの駐車場もあり、目の前から琵琶湖(南部)が臨めます。近江大橋、大津市周辺が見渡せました。

$ばせをの一言一苦-琵琶湖
琵琶湖南部

展望台付近でパックを開けておにぎりを食べました。遠足の気分。

天気は、受付の頃には時おり日が射していて暑くなる感じもありましたが、その後はずっと曇り。風もあって、暑さはそれほど感じなかったです。結局、ゴールまで一滴も雨はなかった(ちょうどいいお天気でした)。

少し休んで13時に再スタート。これからは下りとなります。市街地(銀閣寺の北辺り)まで降ります。

下りは爽快!
トレランの大きな魅力のひとつは下りの疾走感とテクニカルな脚さばきです。僕も下りは大好き、もう十数年、登山などで山を降りたあとに膝が笑うということはありません。高校時代のワンダーフォーゲル同好会で鍛えたおかげなのかも。

$ばせをの一言一苦-下りの講習
鏑木さんの実演

ここで、鏑木さんから下りの走り方教室が行なわれました。檜林の中でなんか清々しいですね。


下りはスイッチオフ、力を抜く。力むとハンガーノックを起こす。やる気ない感じで降りるといい(ここで笑い)。テクニカルな場所では、サイドステップ、バンクを使う。ダブルステップ(両脚揃え)は動きが止まるので避けたい(が、キリアン・ジョルネ選手はよくやる。スキー選手だったせいもある)。下りもフォアステップで、でも、ロングレースでは踵もついてへっぴり腰でいいかも。「遠目」と「近目」で身体の動きを調整。腰が引けるのは良くないともいうけど、へっぴり腰の方がいい。
人それぞれで「これが正解」というのはないのだけど、慣れていけば、自然と出来るようになる。


「腕の振り方はどうすれば?」以前から気になっていた質問をさせてもらいました。
「降るというより、バランスを取ることですね」と、納得。

実演を見せてもらいましたが、本気出すとすごいですね。
このあと、たまたま鏑木さんの真後ろを走らせていただく機会があったのですが、本当にかるーくひょいひょい走っているくらいだったのですが、その気になると、スピードといいストライドといい、怖いくらいでした。

『ああ、あの鏑木さんと一緒に走っているんだなあ』
と感慨しきりでした。

僕も若い頃(高校時代)は、掟破りと言われた登山の時の下山での走りでは、そうとうテクニカルに走れたものですが(本当です!)、いまはあきませんなあ、動体視力も衰えているし、足首の柔軟性も弱くなっています。悲しいことですね。

下り下って、一度市街地に出ます。ここからは歩きです(迷惑をかけないように)。

$ばせをの一言一苦-大文字山
「大文字」

大文字山の登山口まで、というか銀閣寺山門付近まで歩きます。途中、大文字焼きの山肌が見えました。

銀閣寺手前の哲学の道を通ります。なんか見たことがあるなあと思っていたら「哲学の道」という表示が。一緒にいたFR758のYさんから「そうですよ」と教えていただく。
うーむ、西田幾多郎になった気分だわ(笑)。

途中から気づいたのですが、そういえばここは京都なんです。
歴史ファンにはたまらない地域な訳で、ルート上には修学院離宮、一乗寺(若い頃の宮本武蔵が戦った場所)、比叡山、延暦寺、鹿ヶ谷(平家打倒の陰謀が画策された場所)、哲学の道、銀閣寺、大文字、南禅寺…と有名なメルクマールがいっぱい出てきます。
もうちょっと下調べしておけばもっと楽しめたのになあ。

$ばせをの一言一苦-火床
大文字焼きの「火床」

一度下山してからの登りは結構キツい。遅い組である3組はオール歩きでした。
途中から150段の石段もありました。おー、山寺の雰囲気。トレーニングにはちょうどいいわ。

そして、「火床」到着。全員集合です。
「火床」とは火を焚く設備のことであり、「大」の字になるように並んでいます。初めて見ました。我々がいるところは、「大」の中央、横棒と2本のハネの接する部分です。
少し休憩し、大文字山の頂上に向かいます。かなり急な石段を上がります。
これが、またキツい。火床が頂上と考えたのが甘かった。ここも歩きでしたが、結構きてました。

ともあれ、頂上に着き、ここからは下りです。
ふたたび、鏑木さんが3組について走っていただきました(いきなり速度でます!)。ここで鏑木さんの真後ろについて走りましたが、途中から僕が鏑木さんの前になったりしました。
『うひゃー、鏑木さんより先にいるよ、オレ!』
としょーもないドキドキ感も味わってました(笑)。

ここの下りは本当に爽快です。「気持ちいいなあ!」と思わず声を出したら、後の鏑木さんが「いいですよね…らくーに、いい気分で走りましょう」とこたえていただきました。
…ああ、至福(爆)。

$ばせをの一言一苦-ゴール
ゴール地点

ということで、16時半過ぎ、ゴール(日向大神宮)です。ゼビオスポーツさんのブースで水をいただいたり、(試供品の)VAAMのゼリーやドリンクをいただき、アンケートに回答しました。借りていたパック(これ欲しいなあ)を返却し、これまたアンケート回答しました。ありがとうございました。

$ばせをの一言一苦-鏑木さんより最後の一言
鏑木さんより最後の言葉

ここでサインタイムとなりました。みんなウェア(着ているものや持参したもの)やパックを出してサインをいただきました。僕も本日もってきた(使わなかったけど)パックの左ショルダーベルトの前面に名前を書いていただきました。終わって握手です。

「今度、名古屋に来られますよね?」
「ええ」
「その時も参加することにしてるんです」
とお話ししたら、笑ってました。
Runupさん主催のトレランクリニックで鏑木さんの机上講習があるのです(6/26)。こっちにもちゃっかり予約を入れさせていただきました。

ゼビオスポーツさんにも名古屋組帰りますと挨拶させていただき、クリニックは終わりました。
地下鉄東西線の蹴上駅まで歩き、駅で一部のメンバーと分かれて京都駅へ戻ります。

$ばせをの一言一苦-京都タワーの地下のお風呂
風呂!

京都駅に着き、コインロッカーから荷物を取り出して向かい側にある京都タワー地下3階にある銭湯「yuu」へ。全然知らなかったけど、昔からあるようですね。昨年3月にリニューアルオープンしたとのことで、こぎれいになってました。

タオルは無料。16時までなら荷物も預かってくれるサービスもあり。ランステとしても使えるようです。汗を流してひと心地。

ここで一杯やる他のメンバーと分かれ一人帰宅となりました(このところ機会を外してばかり…)。京都駅に戻り(小雨がパラパラ)、18:46発のJR東海道線の新快速に乗り込みました。野洲駅で大垣行きの普通に乗り換え、大垣で豊橋行きに乗り換え帰宅。車中で爆睡、さすがに少しこたえました。

でもでも、本当に楽しいトレランクリニックでした!
鏑木さん、これからも応援します。そして、京都トレイル、また走りにきます!

おしまい。


$ばせをの一言一苦-記念撮影!
FUNRUN758メンバーと
6月9日の飛騨高山ウルトラマラソンに向けて追い込みが続いています。
昨日は、久しぶりの「休日の休トレ」一日ゴロゴロしてました。そのせいか、今日は関節とか筋肉の疲労はかなり抜けていました。

今日は4部練習でした。
まず第一部、午前中の「百々ヶ峰トレラン」参加のため、ウチから集合場所の「清泉の湯」へジョグ。
キロ7分ののんびりペース(ウルトラのレースペース)で10km。

集合場所到着。参加者18名、今年のアミノバリューRCに参加するメンバーばかり。
早速、山に向けて第二部のスタート。ピーカン照りで日差しは強いけど、乾燥しているのでそれほどめちゃくちゃ暑くない。でも、汗はかく。初めて連れて行ってもらってから気に入っており、3回くらい登ってます。でも、今回は結構キツかったです。

それでも、最初のピークである反射板につき、休憩。その後また走り出す。途中、走るべきところをちょっと歩きました。ここが一番のバテのピークでした。
でもまあ、頂上に着き、その後、松尾池に向けて下り、清泉の湯までジョグ。約2時間半のトレーニングでした。
着替えて、みんなでお昼ご飯。近くのそば屋でまったり。美味しかったなあ。

アミノRCの受付、今年は人数が増えたとのことで、近くの長良公園研修センターではなく、長良川競技場内の会議室。なんと、108人が参加表明しているとのこと。去年は70人、そのうち50人が継続。

受付後、自主練ということで、競技場の周囲の1kmジョギングコースを5周。これが第三部練。
みんな、バテバテだったけど、頑張る。僕も1周追加して6周、6km。最後の1周は5kmを切りました。

その後、練習等の説明を聞いて(今年は長良川競技場の更衣室やシャワーが使える!)、説明会終了。みんなと分かれてまた走り出す。第四部練は帰宅ラン。歩きかと思ったけど、キロ8分でなんとか走り切れました。

合計33kmでした。ふう。


その後、ヒマラヤ本店でVESPA proを購入。これでウルトラを走り切るぞ!
ばせをの一言一苦-走る前

今シーズン、(本当の)最後となるレースに参加しました。
最後を飾るにはふさわしい、IAAFブロンズ認定大会、地元岐阜市のスポーツヒロインであるQちゃんこと高橋尚子さんの名を冠した「第3回高橋尚子杯 ぎふ清流ハーフマラソン」大会です。

第1回大会では3kmのジョギングに参加(マラソンレースに参加した初めての経験)、昨年はついにハーフのレースに参加しました。今シーズンは昨年10月からこれまでにいろいろと走って来たので、最後のまとめ的な気持ちでハーフにエントリーしていました。

しかし、今はちょっと通過点的な気持ちに変わりました。
同じく地元(県内なので)で行なわれる今年度最大の課題である「第2回飛騨高山ウルトラマラソン」大会が3週間後に迫っているので、清流ハーフは練習の一環で走ろうということに。

そのせいもあり、昨日は大会受付に行くために往復15kmをランニングしたりして、休養はなしでした。

おまけに前夜は夜遊びする始末……大会を舐めてるな。

ということで、昨日は睡眠時間4時間と言うちょっとねもい状態で起床、6時半の電車で会場に向かいました。
1週間前は雨の予報でしたが、なんとか天気ももってくれて、朝は晴れていました(結局大会が終了するまで晴れたり曇ったりといういいコンディションで終わりました。Qちゃん、もってるな)。

テーピングは、両足裏とアーチ、左の腸脛靭帯に膝下から腰上までの一本貼りを施しました。
前日もらったファイテンのパワーテープも腹筋と左ハムストリングスに貼ってみました。ファイテンの商品に対しては、その作りと効能に対する関連性の説明が良く分からないなあと感じているので、『効くんかいな?』と不信感ありありだったのですが、前日のお試しで『ひょっとして?』と気持ちが揺れてきたので使ってみることに。
結果からいうと、気になっている左ハムストリングに痛みが出てこなかったので、効いたのかも。また検証してみてもいいかなという気になっています。

食事を摂り、準備を整えて出発。マラソンレースに出る時の気分って最高ですね!
JR岐阜駅からは無料シャトルバス乗り換え、7時過ぎに会場である岐阜メモリアルセンターに到着。

僕にとっても3回目の大会なので、昨日の受付、本日の準備といろいろと慣れっこになってきました。
メモリアルセンターはスポーツコンプレックスなので、様々な施設が集積しています。更衣室も広い(柔道用の畳を入れた体育館)、荷物置き場も広い(これも体育館)。スムーズに準備を進めました。

荷物預けでは、割烹着を着たお母様方が優しくお世話してくれます。
笑顔がいい!ホントに優しい!割烹着が素敵! スタート前に癒されます。

ばせをの一言一苦-荷物預け
割烹着姿のお母様方がお世話

荷物を預けて競技場内へ。ホームスタンドには仲間が陣取っています。
今回は地元のレースなので、アミノRC岐阜のメンバーと一緒に走ることとなりました。
ちょうど1年前、初めてあったメンバーたちともすっかりいいレース仲間になっています。速いメンバーもいれば(僕みたいに)遅いメンバーもいます。でも、みんながみんなを尊敬し合って(くれて?)いるいい仲間たちです。

ばせをの一言一苦-仲間とスタート前
スタート前の記念撮影

さて、今回の目標。エントリー時(昨年12月)には『100分切りめざすんじゃい!』と思って申告し、「B」区分でスタートとなりました(昨年は2時間の「I」区分だったような)。でも、その後にウルトラマラソンやトレランに気持ちが移ってきた僕、実力は110分程度です。なので、無理せず、以前のクセの「前半突っ込み」とならず、ペース一定で110分以内を目指す(あわよくば105分以内)、でした。

体調はまずまず。睡眠不足もそれほど致命的ではなく、昨日のLSDの影響も感じられず、筋肉も関節も痛いところはなし。問題は体力だけでした。
仲間といろいろな話をしつつ、並んでからスタートまでの退屈な時間を過ごします。仲間がいるとこういうときも、いいですね。一人だと暇疲れしますから。

ばせをの一言一苦-スタート直前
余裕の記念撮影

地元の高校生の吹奏楽の演奏と、Qちゃんからの挨拶&招待選手の紹介が遠くから聞こえてきて(「A」「B」区分の辺りって見えないからつまらないですね)いよいよスタート時刻の9時となりました。2分弱ほど遅れて我々もスタートゲートを通過しました。

ばせをの一言一苦-スタート直後のQ
偶然撮影できたQちゃん

早々に仲間は100分ペースで走り抜けていきます。が、僕はマイペースで。
最初の3kmはキロ5分半くらいで。でも、いつものようにまわりに煽られてちょっと速くなります。結局、キロ5分15秒くらい。『ゆっくりゆっくり』と言い聞かせながら、まわりに追い抜いてもらいます。

金華橋通りに入り、交差する選手を待ちます。招待選手がやってきます。最初の7名くらいはすべて外国人選手でした(ワールドレコードホルダーのエリトリアのタデセ選手がトップ)。人気の川内選手はその次の集団辺り、ちょっと差を付けられました(川内選手には、昨年はレース終盤でハイタッチをしてもらいました)。

やがて、仲間たちとも交差します。それぞれ見つけて声をかけていきます。これって僕のお楽しみなんです。

毎年の通り、沿道の応援がすごい。
地元の応援ってなんか嬉しいですね。知った人はいなかったけど、同じ地域ですんでいる人ということで仲間意識感じます。
郊外の道では車いすに座ったおばあちゃんやおじいちゃんも応援してくれます。中には道に寝そべったおばあちゃんもいました。子供たちも熱心に声かけしてくれます。おもてなしで有名な11月のいびがわマラソンに追いつくことも出来るかも、ですね。

ばせをの一言一苦-走ってます
引きつった笑顔の見本

今回は仲間も応援してくれました。なので、珍しく走っているシーンも撮ってもらいました。

今年もエイドは充実してました。
お楽しみは川原町通の老舗和菓子屋「玉井屋」さんの鮎菓子(こちらは私設エイド)。今年もしっかり丸1匹分もらってくわえて走りました。でも、求肥がのどにつかえて苦しかった。毎年やってるな。
苺もどっさりありました。とりあえず3粒いただきました。ヘタを切り取っているので食べやすかったですね。

暑い季節の大会なので給水は充実しています。今年も水を含ませたスポンジが2カ所にありました。
水は後半になると2kmごとくらいに出てきます。私設エイド(ホテルとか)でも水を出してくれるので、脱水の心配はなかったです。また暑いので太ももや背筋にかけまくることも出来ました。
本当に助かりました。

10kmくらいまでは、5分強のペースで走り続けることが出来て、思いのほか快調でした。
折り返しを過ぎてそろそろ『ああしんどいなあ』と感じつつも、脚は出て行きます。やっぱり年々強くなっていることが分かります。

13kmの千鳥橋。昨年はここから心配していた右脚膝の腸脛靭帯痛が出てそこからスピードが上げられず、時おり歩くということもありました(結果はグロスでようやく2時間切れたくらい)。しかし、今年はまったく心配なし。こういう点でも強くなりました。

しかし、15km辺りでは気持ちも弱ってきました。歩きたいなあという弱音も出ます。しかし、歩かず。
エイドでは休憩もかねて速度を落として給水し、なんとか体力を持たせました。

そして、残り3kmの辺りで、Qちゃん発見。今年もハイタッチできました(昨日は尚子ロードでQちゃんが走っていて、すれ違いざま、挨拶しました)。

少し力をもらいましたが、残りは気合いでした、うー。でも、脚は出ます。遠いと感じていた先の景色も思いのほか早く近づいてきます。
そして、金華橋北詰を右折。あと2km弱。大きく右に下るカーブをしのぎ、気合いで走ります。粘れてます。

あと1km辺りで時計を見ると、1時間45分強。この時点でキロ5分はちょっとキツい。でもなんとかグロス110分でフィニッシュしたいと踏ん張ります。
競技場の敷地内へ入ります。あと10数秒!ホームストレッチを必死で走ります。
普段のレースでは、「ホームストレッチは笑顔で格好よく走る」ことをモットーにしていますが、今回は余裕なし。必死でフィニッシュゲートを抜けます。

ゲートの表示では1時間50分00秒だったと記憶しています。自分の腕時計では1時間50分2秒でした。さて、正式記録は?

ばせをの一言一苦-フィニッシュゲート
フィニッシュゲートで仲間を待つ。

終わって、いつものように高校生にタオルをかけてもらい、チップを外してもらいました。
すでに速いメンバーが集まっていました。『うーん、やはりみんな速いなあ』と感心。もうちょっと頑張ればなあと反省。

ばせをの一言一苦-上から見るフィニッシュゲート付近
フィニッシュゲート付近を上から眺める

あとのメンバーや気になっている方々をお迎えしようと、フィニッシュゲート付近に戻り、待機。
選手たちが苦しい顔で両手を上げたり、拍手したりしながらゴールしてきます。

「やったー!」という声も聞こえます。ゴールの直後の笑顔がとてもいいですね。「やったー!」の声に嘘や偽りはないはず。本当に心の底からの無垢な思いが声や身体の動きとなって出ています。それを目にしたり耳にしていると、どんどん気持ちが洗われてくるのが分かります。自分がフィニッシュする時の感動だけではなく、他の選手のこの瞬間の姿も素晴らしいです。

ばせをの一言一苦-全員完走
全員完走!

お迎えを終えて、スタンドに戻り、記念撮影。
その後、着替えをして打ち上げ会場へ。天気は曇りがちになってきましたが、まったく降っていません。

ばせをの一言一苦-サンプラザ中野くん
サンプラザ中野くんのライブ

途中、メモリアルホール内の芝生広場で毎年恒例のサンプラザ中野くんのライブをチラ見。中野くんは3kmのジョギングの部を完走。ギターのパッパラー河合さんはハーフを17km地点で時間切れだったとか。Qちゃんもステージの袖(左奥、テントの手前)にいて、「旅人よ」のあとの「RUNNER」の演奏が始まると、ステージで走りまくります(毎年恒例)。

ばせをの一言一苦-打ち上げ
打ち上げ「お疲れさまでした」

仲間が幹事となってメモリアルセンターのそばで打ち上げ。おしゃれなカフェの3階を借り切って3時間楽しみました。今日のレースのこと、これまでのレースのこと、来週から始まる13年度のアミノバリューRCのこと、その他いろいろ楽しくおしゃべりできました。

打ち上げの途中から激しい雨! 完全に大会を避けてくれましたね。
雨なので、終わって仲間の一人に車で送ってもらいました。ありがとうございました。

ばせをの一言一苦-リザルト
完走記録証

さて、結果は…2秒及ばず(笑)ウルトラマラソンが終われば、スピード練習も頑張るぞ!

ラン友のみんな、大会関係者、ボランティアの皆さん、市民の皆さん、そしてQちゃん、ありがとうございました!
来年も頑張ります!

おしまい。

GWもおしまい。明日からは会社です。
気分を切り替えて頑張りたいけど、歳とともにその切り替えが難しくなるのはなぜなのかなあ。
いろいろと責任が重くなるせいなのかも。やれやれ。

今日は女房の実家に行き、庭の手入れを手伝いました。と言っても芝生の草むしりとベゴニア・センパフローレンスの移植ですけどね。
草むしりは休憩はさんで2時間以上かかりました。おかげで両手首がだるく、両手とも少しむくんでいます。最近使ってない筋肉だからなあ。

ということで今日はやっぱり走りませんでした(本当は走りたかった)。

さて、GW最後のランイベントとなった昨日の「曼陀羅寺に藤を見に行く」を書きます。

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名古屋市の地下鉄久屋大通駅にあるウチの会社のほど近くに「Run up」さんというランステがあります。
こちらの主催のイベントに時々参加しています。それも「長距離ラン&観光」というイベントに。初めて参加したのが、去年のGWでやった「35km走&温泉」で岐阜県可児市まで走るもの。今日みたいにいいお天気でふくらはぎの後側と首筋がめちゃくちゃ日焼けしたことを覚えています。
(あの時は完走したけど、かなり辛かった…あれから1年、成長したなあ)
その後は、昨秋の「犬山市の寂光院で紅葉を見に行く」というイベント。だから半年ぶりです。

距離的には20km強(最初は30kmと勘違いしてました)なので、申し込みした時には『全然平気だろうな』と思っていました。しかし、前日は池田山までフルマラソンもどきランをやっていたせいか、朝起きたら身体がだるくて…。しかし、行けるところまで行ってダメなら電車で帰る、と覚悟を決めて名古屋へ。
でも、早めに行って公園でホットコーヒーを飲みながら鳩の群れを見ていたら元気が出てきました。ストレッチをやればやる気満々に。なかなか調子がいいです。

7時45分に集合。23名弱のメンバーが揃い、8時すぎに出発しました。
朝はやや肌寒い日が続いています。この日も少し寒かったですが、ウインドブレーカーはすぐに脱ぎ、半袖Tシャツ(チャレンジ富士五湖でいただいたもの)になりました。

ゆっくりしたスピードで北上します。知人とおしゃべりしながらのランは楽しいですね。
今回は女性ウルトラランナーとして名を馳せている「すー先生」こと稲垣寿美恵さんも同行していただいています(すー先生は、24時間や48時間ラン他のワールドレコードホルダーです)。走りながらいろいろなお話を聞かせていただけました。

5km辺りのコンビニで一度休憩。体調も悪くない。みんなと走るっていうのは、本当にいいですね。

ばせをの一言一苦-エイド

もう一度、GSと一緒になっているコンビニで2度目の休憩。
アイスを買いました。

ばせをの一言一苦-アイス走りながら吸ってました。

江南市に入った辺りで『もうそろそろかなあ』などと考え始めると、結構身体も重くなってきました。メンバーのおしゃべりも途絶えがち。
でも、予定時刻の11時半を15分くらい過ぎた頃、目的地の曼陀羅寺に到着しました。

狭い山門から境内までの道には屋台が出ていました。その裏手の少し開けたところですー先生指導でストレッチを行ない、ここで解散となりました。

15時に名古屋に戻らないと行けなかったので、早々に藤を見物し、何も食べずに曼陀羅寺をあとにしました(みんなと食事くらいはしたかったなあ)。
境内には藤だけではなく、牡丹、紫蘭といったこの季節の植物が花をつけていました。
画像をどうぞ。なお、興に乗って俳句も詠んでみました。

ばせをの一言一苦-一句 1

ばせをの一言一苦-一句 2

ばせをの一言一苦-一句 3

一回りして、近くの温泉へ。
「天風の湯」です。天然温泉であり、新しくて大きい建物。昼下がりなので客もあまりおらず、ゆったり出来ました。

ばせをの一言一苦-天風の湯

その後は、江南駅から名鉄に乗って名古屋に向かいました。

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ということで、GWは走りまくりました。
4月27日 29km(百々ヶ峰トレラン)
4月28日 31km(金しゃちマラソン)
4月29日 18km(金華山トレラン)
4月30日  6km(帳尻合わせラン)
5月 3日 20km(千種公園3時間ぐるぐる)
5月 4日 40km(池田山までフルマラソンもどき)
5月 5日 22km(曼陀羅寺に藤を見に行く)
……合計166km

身体のどこにも故障がないというのが不思議。
でも、疲労が溜まっているので無理は禁物…目指せ、飛騨高山ウルトラマラソン完走!

おしまい。


GW最終日です(今日は5月6日です)。今日もまたいいお天気ですが、さすがにトレーニングは休もうと思っています。
これまでのふくらはぎに張りはあるけれども、他の筋肉や関節、靭帯など痛いとか違和感がないので走ってもいいのですが、休まないといけないなあと自重します(他の予定もあるので)。でも、走っちゃうかも。

では、GW後半二日目のラン日記です。

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トレランに燃えています。ぼぼぼぼ。地元岐阜市内の百々ヶ峰、金華山はまた今度走るとして、違う山を狙いたいなあと考えていました。岐阜市は濃尾平野の北の端に位置しますので、ちょっと北、西、東に行くとそれなりに山塊地にぶつかります。ただアプローチがちとかかるので車を使わないといけません。

大きな声じゃ言えませんが、思想的に車が好きではないワタクシは短い距離を車で走りたくないので、公共交通機関を多用します。が、今回狙った山は電車を使うにはちと大回りしすぎる場所に位置するので、結局走ることにしました。

今回は西(というか西北西)に進路を取ります。FBのお友だちの文章や、JogNoteで地元の仲間が攻めているということも知り、岐阜県揖斐郡池田町と揖斐川町にある池田山(923.85m)を登ることにしました。

ばせをの一言一苦-池田山遠望
右側のなだらかな山が池田山。左奥の高い山が伊吹山、雪はほとんど見えないですね(頂上付近は残っているはず)。

とりあえず、iPhoneのGoogle Mapで経路を確認しました。いびがわマラソン会場まで走ったことがあるので(20km)、大体の位置関係も理解できました。『15kmくらい?』と想定し、7時前に出発しました。

R21を西へ。穂積大橋を渡り、瑞穂市に入ります。
瑞穂市を西に抜け、樽見鉄道樽見線の十九条駅を越えます。

ばせをの一言一苦-コデマリ満開

郊外の家々では花々が妍を競ってます。
コデマリが満開でした。ユキヤナギの純白と違ってこちらは艶を消した白。若い頃は、地味な花だと思っていましたが、最近はこの地味さに惹かれます。

十九条駅を越えると川にぶつかります。
揖斐川です。鷺田橋をわたり、すぐに北上。どんどん遡上していきます。
ピーカン照りですが、風がさわやかで涼しいです。このあたりで約10km。でも、初めての道なので遠く感じます(というか疲労のせいかも?)

川からはずれ、養老鉄道養老線の池野駅を目指します。13kmくらい走り、池田山も随分間近に見えるようになりましたが、まだ駅には届かず。
『うーん、遠い…』

ばせをの一言一苦-田植え終了

線路際を走ります。目の前には池田山。「山笑ふ」という季語が似合います。
手前の水田では田植えが終わっています。水面に山が映ってます。

ここで一句

  蒼穹の映る水面や山笑ふ

15kmを過ぎ、ようやく着いたかと思ったら、手前の「北神戸駅」。まだまだ。
ともかく、あと少しなので休まず走ります。そして到着です。

ばせをの一言一苦-池野駅

以前、登山で池田山を登った時に降りた駅です。7年前の話であまり記憶にない。
さて、ここから西に一直線で池田山の登山口「霞間ヶ溪(かまがたに)」です。
ここからがまた妙に長い気がしてキツかった(3km弱ありました)。
残り1kmが緩やかな登り坂、途中歩いてしまいました。

ばせをの一言一苦-霞間ヶ溪

到着、ちょうど20kmでした(5km余分だった)。

桜で有名なこの地、旧地名は「鎌ヶ谷」(一部残っています)でしたが、桜で霞んだように見えるということで、「霞間ヶ溪」という地名になったとか。

ここまで2時間半。実は正午までに帰らないといけなかったので、登頂はとても出来ないと諦め、少しだけ登ることにしました(登頂には登り1時間?)。

ばせをの一言一苦-池田山トレイル
トレイルです。

少し休憩し、栄養ゼリーを摂ってからアタックです。
歩いて登り、坂の緩いところでは走り…20分ほど登って終了。下ります。トレランの楽しみは下りです。が、GWとあって登山客もそこそこいるのであまり独り占めしては下れません。遠慮がちにヒャッホーイと下ります。

池田山は金華山のような岩山ではないので、足には優しそうですが、ごろごろした石があって足を取られそうです。道幅も少し広いのですが、やや整地されすぎていて足を取られそうです。
7分で登山口へ。あっという間、次回のお楽しみにします。

ばせをの一言一苦-霞間ヶ溪から金華山遠望
登山口より岐阜市方面を望む

これから20km走らねば…正直、キツいです。

実は実は、またまた財布を忘れてまして、エネルギーや水分の追加補給が出来ない状態にありました(少しは担いでいました)。もちろん、電車で帰ることも出来なくなりました。なので、ちょっと『ヤバいかも』と思いながら走り始めました。

昨今の長距離トレや先日のウルトラマラソンの経験から、『苦しくなったら速度を落とす』『思い切って充分休養を取る』ことで復活できることを学んでいるので、実践。
復路は5kmくらいまではなんとか走りましたが、そこでいったん休憩。道路端で座り込み。ブドウ糖(緊急用でいつも持っている)のかけらをがりがり。

しかし、水が心細くなりました。
『途中で買うしー』と、1リットルのハイドレには1リットルも入れずに担いでましたので、帰るまでに切れることは必至でした。でも、残り15km。喉がカラカラというわけでもなし、ゼリーももうひとつ残していたので何とかなると覚悟を決めました。

もう3km走り、残り12km辺りで歩き始めました。やれやれ、いかんなあ。
でも、ダラダラ歩きはやめ、ウォーキング。腕を振り振り早足です。

水が徐々に減っていきます。

公園があれば、水飲み場があるのではないかと探しながら歩いてましたが、ない。
民家の庭先の放水用の水道に気持ちが移りますが、まだまだそこまでの状態じゃない。

そして、神社があったのでつくばい用の水道を求めました(もはや力石徹と化しています)。
…あった!
でも、竜をかたどった口からは水が出ていません。バルブはどこじゃーいと探すと、地面にフタが。開くと針金で縛った水栓が…ということはなく、ちゃんと捻れました。
そして、竜の口から水が出ました……でも、水が濁ってます。どこから引いてるのか気になり、飲むことを断念。
…力石徹、リング(ロード)に戻ります。

ゼリーをちびちび摂ります。うー、もつかなあ。

途中、それでも元気が戻り、少しは走ります。
柿の名産地である瑞穂市内へ。柿若葉で周辺が明るいです。

ばせをの一言一苦-不思議な貼り紙
無人の柿売場にはこんな貼り紙が(意味不明)

ようやく瑞穂市役所前まで到着。
残り3km、ゼリーの残りを摂り、少し休憩し最後のランです。

ばせをの一言一苦-長良川を渡る
長良川を渡ると岐阜市内。金華山が近づく。

いつもそうですが、目的地近くまで来るとなぜか元気回復します。ラスト3kmは全然歩かず走れました(足の裏が痛い)。

そして帰宅。3時間かかりました。
合計で40km+トレラン30分弱、時間は5時間半ほどでした。

トレランしたかったのに、ただのフルマラソンもどきになってしまいました。ちゃんと距離を見積もってから走らないとね(財布も持ってね)。

でもまあ、少し自分の走り方が分かってきました。「栄養補給は早めに」ということです。
バテてからブドウ糖やゼリーを摂っては遅いということです。もちろん、あとから粘りにつながりますが、早めに摂ればバテることも少ないのでは、と。
次回は試してみます。

おしまい。
GWも後半あと1日になってしまいました。
後半は3日、4日、そして今日と走る日々が続いています。順番に日記に書いていきます。
(画像中心で)

5月3日(憲法記念日)はピーカン照りの一日でした。
FunRun758のイベントとして、名古屋市の千種公園にて「3時間ぐるぐるラン」を楽しんできました。

ちょっと遅れてしまいました。到着したらすでにストレッチ中。

ばせをの一言一苦-体操中

着替えをやっていたらストレッチも終わってしまい、自分で適当にやっているうちに、11時となり、慌ただしくスタートとなりました。

いつもは無料のFR758のイベントですが、今回は500円で豪華エイド付きとなりました。
僕はクッピーラムネをリクエストしていたのですが、ちゃんとかなえてくれました。

ばせをの一言一苦-エイドあり

コースは公園の縁を走り、続いて内周を走るという1.3kmを3時間走り続けます。
でもまあ、各人ペースはまちまちなので、すぐにばらけておしゃべりしながらのランとなりました。

僕も知人らとの会話に夢中になり、エイドで時間をつぶしすぎてしまいました。
これはいかん、と後半巻き直しです。

ばせをの一言一苦-木漏れ日

木漏れ日が清々しいですね(このあと、つまずいて転んだのは内緒です)。

なんとか20kmを走り切り、3時間ちょうどとなりました。
最後は素麺をいただき、お別れとなりました。僕は近くの温泉で少しまったりしてから自宅に戻りました。

GW前半の疲労も少し残っていたのか、ちょっとキツかったような気もしますが、五月晴れの下で走るのはとても気持ちよかったです。


【今日の一句】

ばせをの一言一苦-今日の一句