亡くなった猫と獣医さん 腎不全
15年一緒に生活していた猫が7月になくなった。
具合が悪そうだったので獣医に自転車で連れて行った。
超音波断層診断を行った。血液検査はしますか？ と聞かれたが
たいていの場合、どうしようもない病気が発見されるだけで手の打ちようがないので
断った。
触診で肋骨のすぐ下にある腎臓が硬く大きくなっている？ ことが判明し腎不全であろうと
診断された。
自分は今、４８歳だが生まれてから動物が身近にいなかったことはない。
母親の形見の猫7匹と犬一匹を長い間暮らしていた。
動物たちと自分だけの生活を長く続けた。
猫たちは同時期に外から拾ってきて飼い始めたので数年の差でみんな死んでいった。
犬も膀胱がんで死んだ。
最後に残った猫。はちかぶりといわれる黒と白の猫。自分が玄関で親から放置されているのを
拾って育てた特に愛着がある猫。
彼は14年と７ヶ月で腎不全と診断された。その段階で、もうわかった。この子は長くない。
自分は最低限、この子の最期を看取ってから死のうと思っていた。自殺するというわけではなく、
そのときまでは絶対に何とか生きていようと思っていた。
そのときがきてしまった。
飼っていた猫の何匹かは腎不全だった。その際に獣医に点滴をしてもらって生きながらえさせていた。
これは姉貴が自転車でうちに来て、彼女が子猫から育てた猫だったので獣医に二日に一度通っていた。
帰ってきた猫は腹にみずをためていた。メダカの稚魚のようだ。
それは猫にとっても負担だろうなあと思っていた。
だから、最後の猫にはそれをしなかった。心理的に負担だろうし、かごに入れられて医者に行くのも
寿命を短くする原因になるに違いない。
診察室で涙を抑えることができなかった。帰り道も猫のかごをぶら下げながら泣きながら帰った。
どうにもならない悲しみを押さえきれず、少し家を出たときにもきっかけは何もないのに道ばたで涙ぐんだりしていた。
最期を看取った。死ぬまでの数時間はもはや意識がなかったようだから今までの猫たちとは少し違っていた。生きているのだけど全く反応せず呼吸だけ続けていた。
目も開いていたが瞳孔は動かなかった。
あまり苦しみもだえずにすーっと午前2時に亡くなった。
今までの猫は死ぬ寸前に苦しそうに引きつったりした。がりがりと膝の上に乗っかってきてそのまま、
引きつって死んだりしていった。
最後の猫は特別だが、自分はこうやって猫たちを看取ってきた。仕事から帰ってくると死んでいたり、
犬は末期のがんで血を吐いて死んでいた。
彼らとの生活は面倒もあったし、お金も使うし、フィルムの箱の中におしっこされたりしたけれどとても楽しく、あたたかかった。笑えたし、怒れたし、遊べた。
寒いときに身を寄せ合ってベッドの中は満員状態で寝たりしていた。
大変だったけれど、楽しい記憶がたくさん残っている。
今、生まれて初めて動物のいない家で暮らしている。
何の負担もない、動物のトイレも汚れないし、食事をあげる必要もないし、猫缶を買ってくるためにコンビニによる必要もないし、水を一日2回取り替えてあげる必要もない。
何もない。手間がかからない面倒でない。お金もかからない。
でも、空白だ。
新しく金魚を飼い始めた。感情移入の少ない生物がよかったから。
でもこいつら人のことみると水面によってくるんだよな。えさもらおうと思うんだろう。
もっと無反応な生物の方がいいんだけれどな。
具合が悪そうだったので獣医に自転車で連れて行った。
超音波断層診断を行った。血液検査はしますか？ と聞かれたが
たいていの場合、どうしようもない病気が発見されるだけで手の打ちようがないので
断った。
触診で肋骨のすぐ下にある腎臓が硬く大きくなっている？ ことが判明し腎不全であろうと
診断された。
自分は今、４８歳だが生まれてから動物が身近にいなかったことはない。
母親の形見の猫7匹と犬一匹を長い間暮らしていた。
動物たちと自分だけの生活を長く続けた。
猫たちは同時期に外から拾ってきて飼い始めたので数年の差でみんな死んでいった。
犬も膀胱がんで死んだ。
最後に残った猫。はちかぶりといわれる黒と白の猫。自分が玄関で親から放置されているのを
拾って育てた特に愛着がある猫。
彼は14年と７ヶ月で腎不全と診断された。その段階で、もうわかった。この子は長くない。
自分は最低限、この子の最期を看取ってから死のうと思っていた。自殺するというわけではなく、
そのときまでは絶対に何とか生きていようと思っていた。
そのときがきてしまった。
飼っていた猫の何匹かは腎不全だった。その際に獣医に点滴をしてもらって生きながらえさせていた。
これは姉貴が自転車でうちに来て、彼女が子猫から育てた猫だったので獣医に二日に一度通っていた。
帰ってきた猫は腹にみずをためていた。メダカの稚魚のようだ。
それは猫にとっても負担だろうなあと思っていた。
だから、最後の猫にはそれをしなかった。心理的に負担だろうし、かごに入れられて医者に行くのも
寿命を短くする原因になるに違いない。
診察室で涙を抑えることができなかった。帰り道も猫のかごをぶら下げながら泣きながら帰った。
どうにもならない悲しみを押さえきれず、少し家を出たときにもきっかけは何もないのに道ばたで涙ぐんだりしていた。
最期を看取った。死ぬまでの数時間はもはや意識がなかったようだから今までの猫たちとは少し違っていた。生きているのだけど全く反応せず呼吸だけ続けていた。
目も開いていたが瞳孔は動かなかった。
あまり苦しみもだえずにすーっと午前2時に亡くなった。
今までの猫は死ぬ寸前に苦しそうに引きつったりした。がりがりと膝の上に乗っかってきてそのまま、
引きつって死んだりしていった。
最後の猫は特別だが、自分はこうやって猫たちを看取ってきた。仕事から帰ってくると死んでいたり、
犬は末期のがんで血を吐いて死んでいた。
彼らとの生活は面倒もあったし、お金も使うし、フィルムの箱の中におしっこされたりしたけれどとても楽しく、あたたかかった。笑えたし、怒れたし、遊べた。
寒いときに身を寄せ合ってベッドの中は満員状態で寝たりしていた。
大変だったけれど、楽しい記憶がたくさん残っている。
今、生まれて初めて動物のいない家で暮らしている。
何の負担もない、動物のトイレも汚れないし、食事をあげる必要もないし、猫缶を買ってくるためにコンビニによる必要もないし、水を一日2回取り替えてあげる必要もない。
何もない。手間がかからない面倒でない。お金もかからない。
でも、空白だ。
新しく金魚を飼い始めた。感情移入の少ない生物がよかったから。
でもこいつら人のことみると水面によってくるんだよな。えさもらおうと思うんだろう。
もっと無反応な生物の方がいいんだけれどな。
おすすめの地デジチューナーDT-H70/U2
バッファローのコンピュータ用 DT-H70/U2を購入しました。WINXPで使用しています。まず手順通りに接続インストールを行っても動きませんでした。同じく地デジワンセグチューナのドライバーがあると支障があるということでアンインストール。でも動かない。再インストール接続を繰り返しても動きませんでした。PCASTTV3を立ち上げたとたんにフリーズです。これは解決できました。デスクトップに作られるPCcastTV3のアイコンを右クリック。プロパティ。で互換性タブ。win2000との互換性を保つように設定します。いともたやすく動き出しました。使用感ですが。画像の解像度設定がありません。画質的にはDVDレコーダー的にはLPかその下ぐらいの画質レベルに固定されています。すっごく高画質でアニメを録画！ とかには3歩ほど届きません。しかし手軽にデジタル放送を見るためには便利でした。番組表などを大きく展開して確認することになるのでおっきいモニターがあったほうがいいかなあと思います。
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