生粉雪 | 朝ビールとCD

生粉雪

1月23日。レミオロメンが、我が街三郷に来た。


最初に気がついたのは、駅前の掲示板。どこかでみた3人、と思いきや、レミオ。

しかも、三郷文化会館コンサートとある。思わず、目を疑った。


しかし、目の錯覚ではないようだ。かくなるうえは、なんとしてもチケットをGETせねばならない。2、3人殺してでも。いや、殺してはまずい。とにかくほしい。


Web会員先行予約は、無念の敗北。次の手は、オークション。

終了間際5分の熾烈な攻防の末、チケットゲット!一枚約7,500円。安いものである。

だって、レミオが観れるんだよ。コンサート終わったら、「天狗」に寄って歩いて帰れるんだよ。

安いものではないか。


そして、当日。根回しの甲斐あり、会社をほぼ5時ジャストにきりあげる。

三郷に帰り、お金をおろし、カスミで冷凍パスタを買う。即行帰宅し、ビールとプリ、ではなくパスタの臨時食。

6時35分、家を出る。


三郷文化会館は、まだ人が並んでいた。それにしても、この周辺にこれだけの人がいるのは、あんまりないことだ。なんとなくうれしい気分。


チケットを渡し、カメラチェックを終え(「カメラ持ってますか?」って、こういうのカメラチェックって言うか?)、会場へ。

時間がなくあせっているせいか、トイレが見当たらない。まあいいやと、2階の自分の席へ。

Fの29、ほぼ中央。2階席といっても、狭い会場だから、ドームのアリーナよりはるかに近い。辛島美登里さんを観た渋谷AXと同じぐらいかな。

BIGになっても、こんな会場でツアー初日を迎える彼らのハートに感動。

いくらでもアリーナでできるはずなのに…。


一曲目。いきなり新曲(知らない曲)でスタート。近い!!メンバーの顔がわかる。うれしい。


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「雨あがり」など、馴染みの曲や「風のクロマ」からの新曲で、快調にライヴは続く。


藤巻さん、喉の調子が良さそう。とてもパワフルな声。

ツアー初日ということで、ある種の緊張感に包まれるのかなと思いきや、むしろ「久々のライヴ」に輝いている。

藤巻さんの「今日は、ほんとに楽しみにしてました」という言葉どおり、生き生きとしている。会場もそれに応え、いいテンションでバンドをあおる。とてもいい雰囲気だ。こんなライヴは、そうそうあるものではない。

そして、特筆すべきは音のよさ。この会場、音がよい。


斜め前にいる、華麗なジャンプでノリノリのお嬢さん。あの跳躍は、素人(?)のものではない。きっと、バスケット関連、あるいは類似のものだろう。観ていて気持ちがいい。真似したいのだが、足が攣るのでしない。


「粉雪」。藤巻さんの渾身のヴォーカルが唸る。素晴らしい。生粉雪。うっとり。来てよかった。

まったく手抜きがない。ライヴをやる幸福感に満ちている。根っからのミュージシャンなんだな、彼らは。


彼らは、三郷文化会館は2回目。「ビハインド・ザ・サン」ツアーでも、ここが初日だったそうだ。光栄である。

ということは、二度あることは三度あるということかな。あってほしいものだ。

藤巻さん、リハーサル前に、三郷の河川敷を走ったんだそうだ。


「南風」「スタンドバイミー」、そして新作から「翼」、「花火」。がんがんとたたみかけ、あっという間に本編終了。


アンコールは、「夢の蕾」、「風の工場」、「さくら」、そして「3月9日」。


夢の時間は、あっという間に終わった。素晴らしいパフォーマンス。

バンドのメンバーも、楽しかったのでは。そう思いたい。


すぐれたバンドは、どこかにアマチュアの匂いを残している。

神社で、音楽室で、最初に出した音の匂いを引きずっている。彼らは、そんなバンドだ。

そして、旬のミュージシャンは、美しい。


帰りは、お決まりの「天狗」へ。ビアブラウンの大を、塩ちゃんこと一緒に楽しむ。

明日は「めぐみの湯」。三郷万歳。