看護師の妹からの話 : Z世代と救急搬送等 (2024年1月)
看護師の妹が帰省した時に話している愚痴等について。
びっくりというか呆れるような話が多く、
帰省した際にストレス発散をしている感じ。
- Z世代は救急車を無料のタクシーのように利用している
妹が以前からよく話していることだが、
Z世代は38℃くらいの熱でも救急車を呼ぶ人が多いらしい。
1人で、恋人同士で、親子でといった状況で、中には普通に救急車から歩いて降りてくる患者も。
救急搬送されてくると救急対応しないといけないから病院としても負担になるし、
妹も呼び出されて対応しないといけないので単なる微熱とかだと勘弁してくれといった気持ちになるみたい。
つい最近搬送されてきた患者は新型コロナもインフルエンザも陰性で、扁桃腺が腫れていたそうな。
うちに来てくれているPTさんも暫く前に扁桃腺が腫れて1週間近く発熱が続いたそうだけど
当然ながら救急車は呼ばない。
テレビ番組などでZ世代の傾向などについて特集されていることがあるが、
救急搬送の傾向については妹からしか聞いたことがない。
これもタイパ重視のひとつなのかも？
- 老人ホーム等によっては酷い褥瘡等を放置しているところがある
とある特養からはどうしてこんな状態まで悪化してから連れてくるの？といった状態の患者ばかりというのは聞いていたが、
つい最近運ばれてきた別の老人ホームからの患者も酷かったらしい。
終の棲家の老人ホームに入居して3年目で最近は食事等が満足に取れなくなったとの理由だったが、
尿とりパッドを外してビックリ。
仙骨部にぽっかりと空いた大きな酷い褥瘡。
褥瘡についての説明は一切なく、付き添いの家族もそんな褥瘡があることは全く知らなかった。
放置はできないので医師に相談したものの、ここまで酷いのをどう処置するんだろう？
- 聞いてないよーが多い
下痢等の症状で受診した患者、
よくよく話を聞くと入所している施設ではノロウイルスで10人以上が感染しているとのこと。
ノロウイルスと分かっていると院外のテントに運ばれるのを嫌って事前に言わなかった？
そもそもそれだけ感染が広がっているなら施設の出入りを制限とかしないのかな？
ノロウイルスも感染力が強くアルコールではダメなので急遽対策を行うはめになったそうな。
とある検査(緊急ではない)を希望して受診した患者、
少し喉が痛いということで念のため検査をしたところ新型コロナ陽性。
治ってから検査しましょうということに。
- 新型コロナやインフルエンザの患者が増えている
風邪症状で受診した患者を検査するといずれかが陽性というのがほとんど。
とはいえ、いまのところは新型コロナで入院しているのはまもなく退院する患者が一人。