胃ろう : イソジンシュガーパスタ軟膏を処方してもらった (2022年8月中旬)
パーキンソン病で嚥下障害となり胃ろうが造設されているうちの親。
うちの親はいわゆる寝たきりではないので皮膚トラブルに悩まされることが多い。
本来存在しないものがお腹にあるので、圧や漏れで周囲の皮膚等がダメージをうけてしまう。
周囲の皮膚表面の炎症はカンジダ菌が原因だと分かり
処方されたラノコナゾールクリームで改善されてきているのだが、
胃ろう脇にびらん状の箇所が出来たりして出血はむしろ増えてしまった。
出血点自体は小さいと思われるのだが、今はリクシアナを服用していることもありなかなか止まらない。
見た感じこれは床ずれ(褥瘡)っぽいなと思い対応を変更してみた。
- 以前
漏れでジクジクするのを防ぐ目的で酸化亜鉛入りのクリーム(ポリベビー)を塗っていた。 - 変更後
以前床ずれで処方されたユーパスタコーワ軟膏が若干残っていたので胃ろう脇に塗ってみた。
やはり出血やびらん面にはユーパスタの方が良いみたい。
ただ、漏れを吸収する力が強いのでガーゼが濡れるのも早い。
胃ろうへのユーパスタの適用って一般的にどうなんだろう?と思い
念のためネットで検索してみると適用は問題ないみたい。
重曹シュガー軟膏の比較対象としてユーパスタが利用されている論文も存在しているくらいなので。
褥瘡との違いとして胃酸の漏れがあるのでアルカリ性の重曹で中和するのは効果があると思われる。
でも、ずっと胃酸が出ている訳ではないのでアルカリ性が皮膚にダメージを与える可能性もあるような。。。
という訳で、先日デイサービスが休みになった日を利用して皮膚科を受診し
イソジンシュガーパスタ軟膏を処方してもらった。
医師からも言われたが、
これですぐに治るとかそういったことはないので粘り強く処置を続ける必要がある。
ちなみに、薬局によって得意分野があるので普段利用している薬局ではなく
受診したクリニックに近い薬局を利用した方が良い場合もある。
普段利用している薬局は内科のかかりつけ医の横にあるのだが、
皮膚科で処方された薬がなかったこともあったので。
イソジンシュガーパスタ軟膏。
皮膚科のクリニックの近くの薬局で購入。
使い切ったユーパスタコーワ軟膏。
普段利用している内科のかかりつけ医の横の薬局で購入。
処方では量が多いものだったが、在庫がなかったので30gのものに変更された。