報道によれば、


イスラム教スンニ派テロ組織ISIS(自称イスラム国、別名ISIL)は3日、

ヨルダン空軍のパイロット、モアズ・カサスベ中尉の『処刑』場面とする映像を公開した。

カサスベは昨年12月、
ISISに対抗するアメリカ主導の『有志連合』の空爆作戦に参加中、搭乗していたジェット戦闘機が墜落して拘束されていた。


ヨルダン政府はカサスベの死亡を確認。

しかも軍によると、ISISがカサスベを殺害したのは約1ヶ月前の先月3日だったという。

先月末以降、ヨルダン政府は収監中のサジダ・リシャウィ死刑囚の釈放と引き換えに、カサスベや日本人ジャーナリストの解放を求めて交渉を続けていたが、その時点でカサスベは死亡していたことになる。

ISISは今週『信者たちの心の癒し』という動画をネット上で公開し、そこには「処刑」とされる凄惨な映像が含まれている。

動画からのキャプチャ画像もISIS関連のツイッターで拡散されているが、個々の写真の真偽は定かではない。

これまでのISISの動画と同様、今回の動画もニュース映像から始まる。

ヨルダンのアブドラ国王が、
「国軍のパイロット全員が有志連合にすすんで参加した」
と語る映像だ。

その後カサスベが姿を見せ、用意された声明原稿を読み上げる。

シリアの都市ラッカを攻撃する有志連合の空爆に、
どこの軍隊から何機が参加しているか説明している。

動画の音声はカサスベの殺害について、
「ヨルダンが有志連合に参加したことが理由だ」と語っている。

有志連合にはヨルダンを含めて約60カ国が参加しているが、その関与の度合いは国によって様々だ。

オレンジのつなぎを着せられたカサスベと見られる人物は、ベージュ色の戦闘服とマスクを身に着けたISISの兵士と見られる一群に囲まれ、檻に入れられている。

檻の中の人物には全身に燃料のようなものがかけられ、地面に撒かれた燃料が導火線のように続いている。
そこに火が放たれる。

この事態にヨルダン政府は、ISISへの「報復」と「制裁」を宣言。

直後に、リシャウィの死刑を執行した。



この報道を見れば、自称『イスラム国』がただのテロリスト集団であり、

「誘拐」をビジネスとして、外国人を人質にとり、身代金を身勝手な理由をこじつけてはせしめようとする犯罪者集団だということがよく分かる。

それに対して批判もせず、ここぞとばかりに政権批判を繰り返す有識者どもや野党政治家どもは、このテロリスト集団の行為を正当化しているのと同じだ。

頭の構造を疑う。

左翼バカもたいがいにしろ(怒)

批判すべきはテロリスト集団の自称『イスラム国』だ。