2日のお昼過ぎですが、編集が終了しましたので、「『やわらか頭クイズ』399」の正解を発表します。


では、もう一度問題を見てみましょう。



今回は、日本史クイズ(江戸時代編)です。



『御様御用』

これは「おためしごよう」と読みますが、何という意味でしょうか?


次の①~③の中から一つ選んで答えてください。


①奉行所からの依頼で、見習い同心(罪人を取り締まる新人役人)の剣技がどれほど優れているか、または劣っているのかを見極めるために奉行所内の道場で試合を行い、奉行に報告すること。


②幕府からの依頼で、各町奉行所の役人(←この場合は中間管理職)の剣技の実力を確かめるために奉行所内の道場で試合を行い、その優劣を奉行と幕府に報告すること(→あまりにも剣技が劣っている者は解雇された)。


③幕府や大名からの依頼で、刀剣の試し斬りをして、その斬れ味を鑑定すること。





=解答および解説=

正解は、③「幕府や大名からの依頼で、刀剣の試し斬りをして、その斬れ味を鑑定すること」です。


江戸時代初期は武士自らが試し斬りを行いました。

その試し斬りに使われたのは、武家屋敷に勤めている中間(ちゅうげん=男性使用人)の中から咎め(とがめ)を受けた者(=罪人)が選ばれたのです。

罪人は武家屋敷敷地内にて斬首された後、

その遺体を利用して試し斬りが行われました。

袈裟がけに胴を斬ったり、縦や横に真っ二つに斬ったり、

斬首した罪人の胴を2~6体を重ねて斬ったりし、

3つ重ねた胴を一気に斬ると、その証として刀の茎(なかご=柄に被さる刀身の根元部分)に“三胴”(みつどう)と彫刻されました。
このように様々な斬り方をして、刀剣の斬れ味を試したです。


しかし、第五代征夷大将軍・徳川綱吉の時代になると、≪生類憐れみの令群≫が発令されたことにより、

武士たちは殺生を忌むようになりました。

罪人を処刑する場合、首を一刀両断にしなければならず(未熟な者が刀を振り下ろしても斬首できずに、何度も振り下ろす羽目になる)、
それはかなりの技量を必要としました。

そのため、人を斬ることができる技量を持つ剣士は少なく、

しだいに試し斬りは専門職となっていきました。

そこで、登場したのが山田家で、

八代征夷大将軍・徳川吉宗によって≪将軍家御様御用役≫(=しょうぐんけおためしごようやく)に任命されると、

試し斬りは山田家が行うようになりました。

その山田家一門の代表が、山田浅右衛門です。

山田家は浪人(ろうにん)で、どこの藩にも属さず、

御様御用役(おためしごようやく=試し斬り役)の報酬や刀剣の鑑定、

処刑された遺体を試し斬りした後、その胆(肝臓)や脳を用いて作った丸薬(漢方薬)を販売して生計を立てていました(←うっわ~ガーン死体の臓器で漢方薬って、気持ち悪いしょぼん汗)。

だからといって、浅右衛門が人でなしではなく、
私財を投げ売ってまで寺院を建立して、試し斬りした遺体を供養したり、

当時、処刑された罪人の遺体は遺族に返されなかったのを、密かに遺族に返したりしていました。





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