さて、23日のお昼時ですが、編集が早めに終了しましたので、「『頭を鍛える日本史クイズ』 21」の正解を発表します。





では、もう一度問題を見てみましょう。







治承4年(1180)、平清盛は福原に都を遷し(うつし)ました。



その福原の都を見に行った鴨長明(かものちょうめい)は、どのような感想を述べたでしょうか?





次のA~Cの中から一つ選んで答えて下さい。





A.「田舎(いなか)じみた武士と同じだ。」



B.「平家の世も終わりだな。念仏でも唱えてやろう。」



C.「清盛は大変な過ち(あやまち)をしたな。」









=解答および解説=



正解は、Aです。



平清盛が福原へ都を遷したとき、鴨長明は「新しい都がどんなものか」を確かめるために見に行きました。



都を福原に遷して間もない頃であったため、都は完全にできあがっていませんでした。



あまりに雑然とした新都の様子に、鴨長明は失望したのでした。



「新しい都になって、風習は変わりすぎた。田舎じみた武士が己をよく見せようと背伸びをしているのと同じだ。」と感じたのでした。



貴族の家柄に生まれた鴨長明にとっては、新都はうわべだけのただのハリボテにしか見えなかったのでしょう。