報道によれば、福島第1原発3号機で作業員が踏み入れた水の放射性物質の濃度が原子炉内の約1万倍だった問題で、25日未明に都内で会見した東京電力の担当者は「どんなルートで水が出てきたのか分からない…。」と多くを語らず、沈黙した。

FireBlueのああ無常。←“無情”かも(~_~;)-中央制御室電源供給作業

写真は、福島第1原発1号機の中央制御室に電源を供給するため、移動式発電機に燃料を補給する東京電力社員(提供:経産省原子力安全・保安院)。


会見が始まったのは午前3時50分。作業服姿の3人が約30人の記者に紙を配ると、記されたデータを淡々と棒読みした。

「3.9掛ける10の6乗ベクレル、パー立法センチメートルとなっております。」

記者が数字の意味を尋ねると、「高濃度です。4オーダーほど高い数値です。」と答え、

さらに、記者の「ゼロが四つで、1万倍ということですか?」との問いにやっと「はい、そうです。」と答えた。


原因については「調査中。」「分かりません。」を繰り返し、当日に線量を調査しなかった危機管理の甘さを指摘されると、困惑の表情で「水が流れてきた経緯を調査する。」と話した。


東電はうまくごまかしたつもりのようだが、数値をはっきりさせると、

3900000 ベクレル/立方センチメートル(単位記号:Bq:/㎤)=3.9メガベクレル/立方センチメートル(単位:MBq/㎤)ってことだ。

つまり、1立方センチメートル(たて1cm×横1cm×高さ1cm)あたりに存在する放射能の量が390万ベクレルもあったということだ。

あまりにも高濃度の放射能が検出されたのである。

東電側が驚くのも無理はない。

おそらく想定外の数値だったに違いない。



ちなみに、このベクレル(becquerel, 記号: Bq)とは、放射能の量を表す単位で、SI組立単位の一つだ。

意味は1秒間に1つの原子核が崩壊して放射線を放つ放射能の量が1ベクレルなのである。

たとえば、370Bqの放射性セシウムは、毎秒ごとに370個の原子核が崩壊して放射線を発しているということだ。

ベクレルは数値の桁が大きくなるため、kBq(=キロベクレル、kilobecquerel, 10の3乗Bq)、MBq(=メガベクレル、megabecquerel, 10の6乗Bq)、GBq (=ギガベクレルgigabecquerel, 10の9乗Bq)、TBq(=テラベクレル、terabecquerel, 10の12乗Bq)を使用することが多い。


東電はうまくごまかしたつもりだろうが、俺には通用せん。