首切峠
読み: くびきりとうげ
所在地: 香川県仲多度郡
その由来は…。
戦国時代、造田備中守(ぞうだびっちゅうのかみ)が守りを固める造田城(ぞうだじょう)が敵軍に襲われた。
造田側は城を守り切れず、城に火を放って自害してしまった。
だが、敵軍に捕らえられ捕虜となった者たちは、この峠で斬首されて命を落とした。
それから、この峠は『首切峠』と呼ばれるようになったのである。
斬首刑。
文字通り、首を刀(=首斬り刀と呼ばれる刃嶺の分厚い刀が用いられた)で斬り落とす処刑だ。
首を素早く斬られると、痛みを感じることなく死に至り、斬首された後も脳の機能が完全に停止するまでの間は意識があると言われている。
この処刑場であった首切峠へと続く旧道には地元の人が祀った『首切り地蔵』があり、「幽霊が出没する心霊スポット」として恐れられている。
ここで忠告しておく。
心霊スポットと呼ばれるところには決して近づかないことだ。
面白がって「肝試し」と称して訪れれば、十中八九何かしらの“影響”を受ける羽目になる。
“そこ”に棲む霊からすれば、不法侵入であり、最初は警告であっても、その警告がただでは済まない場合もある。
精神に影響を受ければ人間はひとたまりもない。
「君子危うきに近寄らず」である。
次回の『怖い地名 日本編』をお楽しみに(^^)/