三日血川


読み: みっかぢかわ


所在地: 山梨県笛吹市



その由来は…。



甲府盆地を流れる日川(ひかわ)。


その別名が三日血川である。



長篠の戦で敗れ去った武田軍の残党たちは、この地に逃れて身を隠した。


武田軍残党を追う敵軍が絶壁をよじ登ってまでも彼らを追い詰めてきたが、武田軍の残党たちは次々と敵を倒していった。


その際、谷底に落ちた敵兵の血血で川の水が3日もの間真っ赤に染まったという。


そのため、三日血川と呼ばれるようになったのである。


つまり、その地名から、ここが戦場であったことが分かる。




戦場跡は日本各地に存在し、数々の伝説を残している。


大抵は、戦に勝った側の視点で伝承されるため、負けた側をかなり悪く記録しているのが殆どだ。


それをそのまま鵜呑みにすれば、歴史に隠された真実が見えなくなる。


朝廷に反旗を翻すものを朝敵と呼び討伐の対象とされ、また、幕府に逆らうものは逆賊として徹底的に制圧された。


それが歴史的事実。


勝てば官軍、負ければ賊軍。


強者が弱者をねじ伏せるという構図は、今も昔も変わらない。




次回の『怖い地名 日本編』をお楽しみに(^^)/