血流川
読み: ちながれがわ
所在地: 静岡県庵原郡富士川町
その由来は…。
かつてこの地では、武田信玄が攻め込み、血で血を洗う一大決戦が繰り広げられていた。
当時の戦い方は、名乗りを上げて一気に攻撃を開始する“一騎打ち”が主流だった。
そのため、大地は血で染まり、川はまたたく間に血で真っ赤になった。
このことから、血が流れる川=血流川 となった。
ちなみに、この川の水源は首塚稲荷神社のすぐ脇にある。
そこは、日本武尊(やまとたけるのみこと)に討たれた豪族が祀られている。
そう、この地、この川は、合戦で命を落とした者たちの血に染まっただけでなく、その無念や怨念さえも流れているのである。
流血で真っ赤に染まった川=血流川。
現在はとうとうと流れる川だが、その川底に眠るのは…。
地名には、必ず背景となる歴史が隠されている。
その歴史を紐解けば、かつて、そこで何があったのかを知ることが出来る一種のタイムカプセルである。
次回の『怖い地名 日本編』をお楽しみに(^^)/