報道によれば、ニュースなど国内の98サイトが24日、掲載しているバナー広告を配信したネット広告会社がサイバー攻撃を受けた影響で、閲覧者を別のサイトに誘導するよう改竄(かいざん)されていたことが28日、分かった。


サイトの閲覧者は最大約68万人に上るとみられ、誘導先で偽のウイルス対策ソフトにより、個人情報を盗まれた恐れもある。


広告会社は被害は把握していないとしている。

 

広告を配信した「マイクロアド」(東京)によると、被害に遭ったのは毎日新聞社のホームページや料理店検索サイト「食べログ」、価格比較サイト「価格.com」など。

 

マイクロアドのサーバーが攻撃され、24日午後9時半~11時半ごろ、閲覧者を不正サイトへ誘導するプログラムが追加された。


誘導先で偽のウイルス対策ソフトをダウンロードすると、住所やクレジットカード番号などを入力させられる仕組みになっていた。