え~新シリーズ、『ほんとにあったおバカ解答 テスト編』 第2弾です。
では、問題文とおバカ解答をセットで見てみましょう。
1.1853年、黒船でアメリカから来航した人物は誰か?
解答( 船乗り )
↑これは、中学の歴史のテストで実際にあったおバカ解答だ。
もちろん、正解は ペリー提督 だ。
このおバカ解答のレベルは「大阪城を作ったのは誰?」という問いに対する屁理屈解答である「大工さん」と同じレベルだ。
確かに、船乗りがいなければ船を動かすことが出来ない。
が、一介の船乗りが島国とはいえ、一つの国に対して開国を迫ることなど不可能だ。
ここで、豆知識を一つ。
ペリーが乗っていた黒船は蒸気船であったため、それまでの帆船とは違い、蒸気機関を操作する技術を習得した乗組員が船の操舵を担当していた。
次に、もう一つ見てみましょう。
これも、問題文とおバカ解答をセットで見てみましょう。
2.目安箱を設置するなどをし、享保の改革を行った徳川幕府の八代将軍の名前を答えよ。
解答( 徳田新之助 )
↑言いたいことは分かるが、徳川幕府の八代将軍は、時代劇の「暴れん坊将軍」ではない。
ましてや、その時代劇で主人公が「俺は天下の風来坊・徳田新之助だ。」と名乗っているからといって、それをそのままテストの解答にしたのでは、教師もさぞかし笑ってしまったことだろう。
この問題の正解は、もちろん、徳川吉宗 である。
ちなみに、時代劇「暴れん坊将軍」では、よくもまああれだけの汚職や悪逆非道を行う連中が、幕府の重要な役職についていたものだ。
で、極悪非道な部下の屋敷に、徳田新之助こと徳川吉宗がのり込んで、御庭番に「成敗!」とやるのだから、
「上に立つ者としては、見る目がないんではないか?」と、思っていたのは俺だけかな?