これは、シリウスです。
このシリウス (Sirius) はおおいぬ座α星で学名はα Canis Majoris(略称はα CMa)。
(太陽を除いて、)地球上から見える最も明るい恒星です。
その意味は、ギリシャ語で「焼き焦がすもの」、「光り輝くもの」を意味する「セイリオス(Σείριος, Seirios)」に由来しており、中国語では天狼 (Tiānláng) と呼ばれています(←漫画『北斗の拳』で泰山天狼拳の使い手・リュウガの守護星としても有名)。
和名では、青星(あおぼし)と呼ばれています。
オリオン座α星ベテルギウス、こいぬ座α星プロキオンとともに冬の大三角を形成します。
実は、シリウスは、シリウスA及びシリウスBの2星からなる実視連星です。
かつては一つの星と考えられていましたが、1844年にドイツの天文学者フリードリヒ・ヴィルヘルム・ベッセルが軌道の揺らぎを観測し、伴星の存在を推定しました。
のちにシリウスBと呼ばれるその伴星の姿は、1862年1月31日にアメリカの望遠鏡製作者アルヴァン・グラハム・クラークによって初めて観測されました。
この光、ホント綺麗ですよね。
