報道によれば、7月3日公開の映画「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」(本広克行監督)に、織田裕二(42)扮する青島刑事によって、これまで逮捕された犯人たちが再出演することが17日、分かった。
今作で新たに登場する犯人が、シリーズの歴代犯人の釈放を要求。
意味深なサブタイトルは、このことを指していた。
猟奇殺人鬼役の小泉今日子(44)、強盗殺人犯役の稲垣吾郎(36)ら青島を苦しめた犯罪者たちが、スクリーンでよみがえる。
意味深なサブタイトルがつけられた「ヤツら」とは、過去の“踊るシリーズ”に登場した犯罪者たちを指していた。その証拠となるのが、劇中で湾岸署に送られる1枚のファクスだ。
今作は青島刑事らの勤務地が、湾岸署から新湾岸署に移るまでの3日間が舞台となっている。
犯人グループは署員を人質にとって、引っ越し前の新湾岸署を占拠し、ファクスに写った人物の釈放を要求する。
その顔ぶれは、1998年公開の映画第1弾に登場し、強烈なインパクトを放った猟奇殺人犯の日向(小泉)をはじめ、フジテレビ系スペシャルドラマ(97年12月放送)の強盗殺人犯、鏡(稲垣)や、映画第2弾(03年公開)の連続婦女暴行犯、増田(岡村隆史=39)、同局系連続ドラマ第5話(97年2月放送)に登場した野口(伊集院光=42)ら、過去に青島が逮捕した9人だった。
ファクスには、これがただの脅しではないことを示すように、青島ら湾岸署員から盗んだ拳銃のシリアルナンバーも書かれていた。
この騒動で、湾岸署は混乱の極みに陥る。
ムチャな要求に苦悩する室井警視監(柳葉敏郎=49)。
人質の湾岸署員の安否。
犯人の真の狙いを探る青島刑事ら。
さらに、初登場となるエリート官僚役の小栗旬(27)、前回シリーズまで故いかりや長介さんが演じた和久指導員のおいっ子で、新米刑事役の伊藤淳史(26)、“女版青島”と呼ばれる刑事役の内田有紀(34)も加わり、物語は急展開する。
キョンキョン、稲垣、岡村、伊集院の4人は、本編にも出演。
そのうちの1人は物語のカギを握る最重要人物になるというから、目が離せない。
小泉は「12年ぶりに『解放』されちゃいました。今作では、どんなことをしでかすのでしょうか? 私も『踊る』ファンとして、楽しみにしています」と意味深コメント。
この言葉が、大ドンデン返しの結末のヒントのようだ。
公開が待ち遠しい(^^♪

