報道によれば、インテル株式会社は、2010年3月17日、
強力なセキュリティーと高いパフォーマンス、電力効率を向上した「インテル Xeon プロセッサー 5600番台」(開発コード:Westmere-EP)を発表した。
下の表は、製品仕様とその価格の一覧だ↓。
Xeon 5600番台はインテル アドバンスド・エンクリプション・スタンダード新命令セット(AES-NI)およびインテル トラステッド・エグゼキューション・テクノロジー(インテル TXT)の2つのセキュリティー機能を実装、より安全なトランザクションと仮想化環境における迅速な暗号化/復号化を実現する。
インテルの第2世代 High-K メタルゲート トランジスターを採用した 32nm プロセス技術で製造され、動作速度の向上と電力消費の低減を実現したサーバー/ワークステーション向けプロセッサーとなっている。
プロセッサーあたり最大6コアを搭載し、既存の 45nm プロセス技術による Xeon 5500番台より最大60%のパフォーマンス向上を実現する。
Xeon 5600番台は、インテル AES-NI を搭載、AES のパフォーマンスを加速させデータベースの暗号化機能、フルディスクの暗号化、安全なインターネット取引といったアプリケーションにおけるデータの暗号化や復号化を迅速に行う。
インテル TXT はプラットフォームの安全な起動環境を実現すると同時に、仮想サーバー間を移動するアプリケーションを保護することでクラウド環境に求められるセキュリティーを提供する。
ハードウェアによるセキュリティー機能をプロセッサーに統合することで、悪意のあるソフトウェアを遮断し、仮想環境上で重要なアプリケーションやデータをより安全に実行することが可能となる。
インテル TXT とインテル AES は仮想化環境で連携して動作し、パフォーマンスと機能性を確保する。
しかも、起動時、移行時、停止時においても、より安全な仮想化環境を実現する。
尚、併せて、「インテル Xeon プロセッサー L3406」も発表された。
L3406 はシングル プロセッサー搭載サーバー向け製品で、TDP を 30W に抑え、高密度な設計と消費電力の低減を実現する。
エンタープライズ向けプロセッサーに加え、組込みコンピューティング市場向けに初の6コア プロセッサーであるインテル Xeon プロセッサー E5645 および L5638、クアッドコア プロセッサーであるインテル Xeon プロセッサー L5618 および E5620 も発表。
これらのプロセッサーは、7年間の製品サポートを提供し、温度条件の厳しい環境や耐性がある通信での利用に適応し、機器間でより迅速に効率的にアプリケーションを稼働する。
いやあ、技術が進んだねえ(^_^;)
せっかく、新しい
を買っても、次々と新しいプロセッサが発表されて、それを搭載した新型
が、店頭に並ぶんだから、買った瞬間にその
が古くなるんだもんな~(-_-;)
「欲しい。」と思った時に買わなかったら、いつまで経っても買えないもんな(-_-;)
