報道によれば、Opera Softwareは２月１１日、最新Webブラウザ「Ｏｐｅｒａ １０．５０」のβ版をリリースした。
以前のバージョンと比べて８倍高速という。
Ｏｐｅｒａの最新バージョン「Ｏｐｅｒａ １０．５０」は新しいJavaScriptエンジン「Carakan」を採用しており、従来バージョンの８倍も高速としている。
Webページを高速表示するデータ圧縮技術「Opera Turbo」のアップデート版も搭載し、新しいグラフィックスライブラリ「Vega」でグラフィックレンダリングの高速化も図っている。
また、Webサイトの閲覧履歴を残さない「プライベートブラウジング」モードを加えたほか、HTML５、CSS ３のサポートも強化している。
そして、検索フィールドから複数の検索エンジンで検索したり、アドレスフィールドからお気に入りの検索エンジンを利用することもできるようになった。
さらに、Ｏｐｅｒａウィジェットをブラウザだけでなくデスクトップから動かすことも可能になった。
ちなみに、Windows版はWindows 7とVistaのAero Glassエフェクト、Aero Peek、ジャンプリストに対応する。
Ｏｐｅｒａ １０．５０ βはＯｐｅｒａの公式サイトから無料でダウンロードでき、英語版、日本語版など各言語版がWindows向けに提供されており、Mac版、Linux版は今後リリースの予定となっている。