ニュースによると、今度は「大阪府の職員が重度障害者介護手当の受給者や重度障害者らの銀行口座などのデータ(約1万1000人分)を保存したSDカードを紛失した。」とのことだ。
大阪府は「情報が流出した該当者に該当者に謝罪文書を送付。これまで情報が悪用された例は報告されていない。」としている。
いい加減にしろよ!!
先月は保険会社、芸能事務所と相次いで個人情報が流出したことが報道されたばかりだ。
今度は行政だと~ふざけんな!!
おのれらの頭の中には“個人情報保護の徹底”という考えはないのか?
さらに報道によれば「24日に匿名の封書で「コピーもらいました」と書かれた紙とともにSDカードが送付され、流出が判明。カード内のデータはロックされておらず、部外者にコピーされた可能性がある。流出したのは、平成19年5月~20年4月の重度障害者介護手当の受給者台帳や19年4月分の重度障害者特例支援事業の受給者台帳など。金融機関名や口座番号なども含まれている。府によると、昨年4月、地域生活支援課の女性主事が異動に伴ってSDカードにデータを保存し、後任の職員のパソコンにコピーしたが、その後カードの管理をしていなかったという。」との事だが、どれほど重大な情報を流出させてしまったのか理解しているのか疑問に思える内容だ。
その個人情報の入ったSDカードのデータを盗んだ奴にも問題はあるが、管理のずさんな府に一番の問題がある。
一度流出してしまった情報を回収するのは不可能であるということを理解していない。
これは行政に限らず各企業も同じで、セキュリティに対する意識レベルが非常に低いことを如実に表していると言っていい。
今や個人情報を流出させるのは、内部の人間によるものが大半を占めている。
個人情報の流出を防ぐには、それら内部の人間の管理を徹底させるしかない。