密着はしてないよ。
してないってば。
でも、そこにいるみんなの音に密着するような気持ちでギター弾いてきました。
なんか感慨深かったなぁ。
途中でチラチラ、道を分かってしまったあの人の顔とかも脳裏に浮かんできたりして、なんか変な気分でした。
あーいうことがあって、こーいうことがあって、そして今、この人達と音出してるんだなぁ……的な。
別の話。
ステージの上には、そこにしかない空気みたいなものがあって、そしてそれは、割と一回一回別の匂い、別の味がして、全部同じではないのだけれど、でもやっぱりそれはステージの上の空気で、僕は割と長い期間、業界の底辺に近い辺りでその空気を呼吸して生きてきたと思うんです。曲がりなりにも。
なんだけど、どうもステージの上に立っちゃうと、色々余計なことをごちゃごちゃと考えてしまって、その空気の味を感じることが疎かになっていることが多かったよなぁと、ふと思ったんです。
なので明日は、でき得る限り脳味噌を空っぽにして、ステージの上の空気を、というかその場にある空気全部を、ひたすら味わおうと思っています。
楽しもうとすらせずに。
次にいつそこで呼吸できるかわかんないですし。
もしかしたらもうできないかも知れないですからね。
お付き合いいただければ幸いです。
なんか長くなっちゃいましたね。
話が長い人って頭が悪いんだそうで、まあそういうことなんでしょう。
ちっ。
というわけで、明日お会いできる方、宜しくお願いします。
ほいでわ。