率直な感想としては、さすが細田監督といったところだろう。
絵も綺麗だし、ストーリーも感動させてくれる。
そして、主題歌も素晴らしい。
多少、えっ??ていうシーンがあったが、それ以上に感動を与えてくれる作品であることは間違いない。
この作品は、人それぞれが持つ様々なバックグラウンドを全て認め、それを踏まえてオンリーワンな生き方をすることを礼賛する作品である。
オオカミと人間の間に生まれた子供達が自分なりに悩み、自分が生きやすい世界を見つけて、そこで懸命に生きる。
将来の選択肢があらかじめ決まっているような日本社会において、好きに生きるという希望を与えてくれる作品である!
そして、母である花の広い心と受容の精神が心を打つ作品である。
こりゃ、DVDを買う価値もあるな!