上下巻で850ページくらいの大作!
卒論で忙しいながらも、電車の中で読みました。
電車の中は読書をするか音楽を聴くかのどちらかで時間を潰すしかないですな~
それはそうとして、この本を読んだ感想は、"感動したけど早すぎたかも"というものでした。
新撰組のお話で、世界史選択の私は少し理解するのに苦労しましたね。
確かに、このお話はとても泣けると思います。しかし、僕は号泣するということはありませんでした。もう少し年をとってから読んだら、より深い感動を覚えたかもしれません。
やはり、本は出会うタイミングみたいのがある気がします!
今の自分に合う小説は百田尚樹さんの本でしょう。
ですが、この『壬生義士伝』、百田尚樹さんの『永遠の0』と『影法師』の原作的なものである気がしてなりません。
構成や登場人物の名前が百田さんの上の2作にそっくりでした!
きっと、百田さんはこの『壬生義士伝』を読んで、非常に感銘を受けたのだと推測できますね~
良い作品は形を変えて世に出されるのかもしれません。
さて、この小説の中で私が気に入ったフレーズがあります。
それは、斉藤一が言った「虚飾で身を立てる者は、必ず後でボロが出る」というものです。
私もこれには激しく同感で、現代でも口で人をごまかしながら生きてる輩は多くいますが、そういう人はいつか必ず痛い目にあうでしょうということです。
因果応報ですなー
そいえば、この本も「生きる」というのがテーマな気がします!
そして、さらに自分の惚れた女房と子供のために生きるという男の理想像みたいのが書かれてます。
そして、本当の友情も!
ですから、この本は多くの人に読んでもらいたいですね!
でも、やはり30代手前で読む方が良い気がします。