日本人という民族は「仁」と「義理」の心を常に持ち、時には自分をけずりながらも他人を気遣ってやるという素晴らしき人だったはずです。
しかし、ここ最近はオトナも子供も陰湿なイジメなどに走り、自分だけ良ければそれでよしという風潮が日本中を覆っているような気がします。
まぁ、オレはそういう輩が大嫌いで、そんな上司がいたら、本気で怪我させてやろうって勢いである時殴ってしまうかもしれません。
昔、大学一年の時に焼肉屋でバイトをしていた時、人事異動があって社員が変わりました。それまでいた自由主義の社員が抜けて、その下にいた人がチーフという役目になったのですが、だんだんと人間性が変わり、僕自身はよく怒鳴られたり頭を叩かれたりしました。
その焼肉屋はホールとキッチンで別の体制になっており、ホールにはホールの、そしてキッチンにはキッチン専用の社員がいます。
ホールにも人事異動があり、他店で客を怒鳴りつけて店長から降格した金子という社員が来ました。
そいつは人間のクズみたいなやつで、どうしても自分の好きにやりたいらしく、というよりも店長に成り上がりたいらしく、当時店長だった人をとにかく批判していました。
金子は大して仕事はできないのに態度だけはむちゃくちゃでかくて、バイトにも怒鳴り散らし、キッチン側から見ていてもドン引きするくらいダメなやつでした。むしろ、キッチンの社員が良く見えたほどです。
そして、店長は思い悩み日に日に顔がげっそりしていました。私個人的にはその店長は細かい性格だけど人間的な温かみがあって好きでした。
金子はキッチンの社員と組んでその店長を追いだす作戦を企ててました。
そこで、立ち上がったのがバイトのおばちゃん集団です。
さすがに激やせした店長に自殺してもらわれても困るということで決起し、本部あてに意見書を出しました。ちなみに私も意見を持つ者としてハンコと意見文を提出しました。
その後、私は辞めたのですが今日、教習所でバイト仲間だった後輩に出会い、色々聞きました。
ボクは、おばちゃん軍団の意見が通って、金子はクビになったと思いました。
しかし、結論は逆でした。店長が一般社員に降格して他店に飛ばされ、金子が店長に昇格しました。
しかも、そこからがヒドイ！
そこのバイトでは応募資格が18歳以上で高校生不可だったのですが、高校生もOKにし、女子高生をホールに大量採用しました。
しかも、セクハラや覗きをする始末・・・
そして、現在もその店の店長なっており、キッチンのむかつく社員と二人の城となっているそうです。
ここまでむかつく展開になっていたとは予想もつきませんでした。
確かにこれは極端な例なのかもしれませんが、会社というところは多くの人間が集まるところです。一概に無いとは言い切れないでしょう。
こんなのは欧米の会社だったら一発でクビにできます。しかし、日本には人事部という部署があり、人を辞めさせるのには報告書を1000枚くらい書かないと辞めさせられないとビジネスの教授がおっしゃっていました。まぁ、労働者を守るんですね。
やはり、最近の日本人と日本社会はおかしいです。
このままこんな社会を許して、次の世代に恥ずかしくないのでしょうか。
ホントの清くて他人想いの日本人の心を呼び覚ましてほしいですね。