未来を考えることは良いことだろうか?
多くの人が自分の将来の夢を描き、それに対して悩みを持つ。
ブッダは言っている。
『過去も未来も捨ててしまえ!今を生きよ!』と。
また、人類学者のマーガレッド・ミードも「The future is now」と述べている。
確かに、将来を悩むよりも今に懸ける方が結果的に良い将来へ導かれるだろうと思う。
しかし、不安なのは就活をしてサラリーマンになる自分にとって、サラリーマン以上の何かを掴めるのかである。
どれだけ有名な企業に就職しても、結局そこの一社員であって自分という存在は企業の名の下に隠れてしまうのではないかと思う。
最近、故三沢光晴氏を観て思うのだ。彼は4年前に亡くなっている。しかし彼のプロレスは今でもファンの中に生きているのだ。三沢は若いときのインタビューで、「プロレスはオレの人生そのものだよね」と語っている。
私は思うのだ!
「オレの人生は○○だ!」とか「〇〇はオレの人生そのものだ!」と胸を張って言える存在になりたい。
将来○○になりたい!というよりも野心として何かを極めていたいなと思う。自分の人生は○○会社で出世することだ!という風にはなりたくないのだ。
人はみんな顔が違う。考え方も違うし、それぞれのいいところや悪いところも違う。そのひとにしか生きられない人生があるのだ。
折角与えられた人生なんだ! 自分の名を後世に遺せるくらいの野心を持つのはどうだろうか。