そういえば、この前新書を読んだ。
『社会人の生き方』という岩波新書なんだけど、とても考えさせられる内容だった。
社会人ってビジネスマンじゃなくて、社会の中に生きる個人ってことなんだけど、日本人にとっては大事な視点だと思う。
日本は社会に対する意識が低すぎる。
社会をより良くしようっていうより、個人がいかに富を得るかみたいなことしか考えてないんじゃないかな。
しかも、「助けて」といっても誰も助けてくれない社会になっている。
でもドイツは違くて就活で失敗しても失業しても「助けて」と言えばちゃんと社会が助けてくれる構造になっている。
セーフティーネットがちゃんとできてるんだね!
しかも、ドイツってのはエリートという発想がなくて、エリートを作るならレベルが低い人を底上げしたほうがいいって考えなんだよね!
これが素晴らしい!何せ、国内で競争するんじゃなくて国際的に競争できるように国民の力を強めるっていう!
日本もそれが必要なんじゃない?