政治が面白くなってきたー石原都知事辞任ー | 堅忍不抜を目指したい

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はい!毎回巷の大学生がニュースを一つピックアップして語るこのコーナー、題して「ニュース。ここに注目!」のお時間です。本日のお題は、石原都知事辞任!国政へ復帰ということで昨日、辞任を発表して新党結成を予告した石原氏に関する情報を、朝日、読売、毎日、産経、東京新聞から集めてみました。

いくつかテーマを分けて一つ一つ見ていきましょう。

【内政】
 石原氏は昨日の会見で、特に中央集権化した官僚体制占領下に押し付けられた憲法について批判してましたね。確かに、今の日本の政治をみているといつもグダグダしていて、何事も決めるのが遅い!これは裏で頭の凝り固まった役人たちが意図を引いてるからであります。だから、官僚制にメスを入れるのは石原氏ほどの力のある人がやらないと、いつまでも日本はグダグダですね。

 憲法については新憲法を作るのはいいですが、完全に日本もちゃんとした武力を持とうという姿勢ですよね。多分9条は無くなるでしょう。個人的には日本の平和の概念を世界に広めていくべきだと思いますのでこの辺は難しいところです。

でも、石原氏は内政に関してはかなり一石を投じそうです。

【外交】
 これは、かなり問題がありますよ。何せ対中強硬路線の方ですからね。先の尖閣列島に対しての中国人の反日テロの引き金は石原さんが引いたと言ってもおかしくありません。しかも氏は公の場で中国のことを「シナ」と呼びます。これはかなり中国を刺激しますよ。ぶっちゃけ私も中国人は好きではないのですが(一部の友だちを除く)、経済上は重要なパートナーですからね。嫌でも付き合わないといけません。今度石原氏が中国を刺激したら日本人の死人がでるかもしれません。その前に氏が中国全土に原爆を投下して中国人を根絶してしまえば・・・・・(←とんでもない暴論でした・・)
 
アメリカに対しても、日本は日本の独自路線で行くぞ!って感じで米側は警戒してそうです。人と同じで国も自分ひとりじゃやってけないですから、手は結んだほうがいいです。

外交面はちょっと怖いかな~。どうなるかわからないのであんまり思い切ったことはやってほしくないですね。

【都政】
 13年間も都知事をやってきて、2011年に引退と言っておきながら再選した石原氏ですが、朝日新聞の言葉を借りれば都政丸投げですね。次は猪瀬氏とか言ってますけど、支持基盤はいかがでしょうかね。そして何よりオリンピック招致はどうなるんでしょうか。日本の景気がかかってますからね。
 東京都は少し地盤が緩くなりそうです。それだけ石原氏は強かった。

【維新の会との連携】
 橋下大阪市長率いる維新の会と連携も視野に入れると語ってましたが、これは極めて強い勢力になりそうですね。注目を集めているだけに国民の関心は傾きそうです。ですが、政策の違いがいくつかありますね。エネルギーに関して言えば、石原氏は原発推進派で維新の会は撤廃派です。憲法に関しても税金に関しても基本姿勢が違います。これからすり合わせるのでしょうか。

【選挙】
 首相の解散時期引き伸ばしに国民が苛立っているときに最もいいタイミングで石原氏が来ましたね。解散の方向へ持っていき流れに応じて一気に当選しちゃおうって考えでしょうか。
先も述べたとおりに多くの国民は氏に関心を持っているでしょうから、現存の5大政党はかなり苦戦を強いられるでしょう。強敵です。なんか個人的には石原氏が勝ちそうな気がする・・・

【80歳】
 僕は政策とは全く別の部分で石原氏を評価したいのは、80歳という高齢で強い信念を持ち行動してるということです。氏も言ってましたが「なんでオレがやらないといけないんだ!?若いヤツがやれよ!」と。本当に若い政治家がショボすぎると思います。80のジジィなんかに負けるかって気持ちでバンバン日本を変えるような革命をやってもらわないと、日本は沈没してしまいます。自分も含めて若い人が気概をもたないといけませんね。