ライバルの必要性 | 堅忍不抜を目指したい

堅忍不抜を目指したい

口だけではなく行動を!

昨日、本屋で64代横綱・曙太郎の自叙伝みたいなのを立ち読みしてた!

そこには相撲界の裏話とかがあったのだけれど、何よりライバルである65代横綱・貴乃花と、66代横綱・若乃花について書いてあった章がおもしろかった。

曙は身長2mを越えてて体重も全盛期は232kgという恐ろしい怪物。しかしそれと互角に戦っていたのが貴乃花と若乃花の兄弟であったと!

曙は完全に2人をライバルとみなして、いっつも二人の部屋に行って猛烈な稽古をしてたらしい。

曙は体はでかいけど若貴兄弟はテクニックがあるのですぐに転がされてしまう。悔しい曙は毎回「もう一丁!」と何度も当たり続けた。一方兄弟も「もう一丁やってやる!」ってことで結局立てなくなるまでほぼ毎日繰り返していたという。

若貴が属する部屋は当時角界一稽古が厳しいことで有名だったが、なんとその厳しい親方が「曙!貴乃花!もうやめろ!!」と割って入っていってしまうくらい、自分たちで壮絶な稽古をしていたという!

もう、そこにはライバルに負けたくないという感情しかないのだろう!だから無我夢中になれるのだと思う。

これは非常に重要なことだと思う!なんでも切磋琢磨しあえる人の存在は自分を強くする!