R.シュトラウス:
1. ピアノ四重奏曲ハ短調 Op.13
2. ツェツィーリエ Op.27-2(詩:ハインリヒ・ハルト)
3. 夜 Op.10-3(詩:ヘルマン・フォン・グリム)
4. 明日の朝 Op.27-4(詩:ジョン・ヘンリー・マッケイ)
5. 献呈 Op.10-1(詩:ヘルマン・フォン・グリム)
6. ひそやかな誘い Op.27-3(詩:ジョン・ヘンリー・マッケイ)
7. 万霊節 Op.10-8(詩:ヘルマン・フォン・グリム)
マーラー:
8. 思い出(詩:リヒャルト・レアンダー)
9. 美しいトランペットが鳴り響くところ(詩:少年の不思議な角笛)
10. ピアノ四重奏曲イ短調
ジモーネ・ケルメス(ソプラノ:2-9)
フォーレ四重奏団
割と最近の録音。2013年。
シュトラウスもマーラーもピアノ四重奏曲はかなり初期の作品。後期ロマン派の香りが強い濃厚さがあるけど、若い頃の作品だからかどこか爽やかさも感じる。シュトラウスの初期作品で、最近グールドの演奏でピアノソナタを聴いたが、あれよりピアノ四重奏曲のほうがずっといいと感じる。
歌も素晴らしい。
曲順通りに聴くと、ちょうどシュトラウスとマーラーの境目があるようになるが、聴いた瞬間「あ、マーラーになった」となんとなくわかってしまうのが面白かった。