1. ラヴェル:ピアノ曲全集より
・夜のガスパール
・シャブリエ風に
・ボロディン風に
・水の戯れ
・グロテスクなセレナード
・パレード
・高雅で感傷的なワルツ
・ラ・ヴァルス
・亡き王女のためのパヴァーヌ
フランソワ・デュモン(ピアノ)
2枚組の全集で、先週聞いた1枚目と同様に、凄まじい技術でとても繊細な表現を楽しめる。パレードははじめて聴いたなぁ。
2. ラフマニノフ:6つの楽興の時
リスト:超絶技巧練習曲 全曲
リスト:巡礼の年 第2年 イタリアから ペトラルカのソネット第104
ラフマニノフ:前奏曲 ト短調
リスト:巡礼の年 第1年 スイスから 夕立
ラザール・ベルマン(ピアノ)
1976年4月29日、ミラノでのライヴ盤。
超絶技巧練習曲の前半以外は素晴らしい。なぜか超絶の前半はいまいち乗り切れていない感じがして、無理やり勢いをつけようとして空回りしてる感じを受けたが、後半に盛り返すあたりは流石です。
ラフマニノフも素晴らしい。
おそらくラスト3曲はアンコールだろうが、アンコールが最も素晴らしいと思った。この日はラストにむかって尻上がりに調子を上げる日だったのかも。でも最初のラフマニノフはよかったんだが。不思議なものである。